鄭秀彬

鄭秀彬(チョン・スビン)
Soo-Bin Jeong
斗山ベアーズ #31
2010年の鄭秀彬
基本情報
国籍 大韓民国の旗 大韓民国
出身地 京畿道水原市
生年月日 (1990-10-07) 1990年10月7日(33歳)
身長
体重
175 cm
70 kg
選手情報
投球・打席 左投左打
ポジション 中堅手 左翼手
プロ入り 2009年 2次ドラフト5巡目
初出場 2009年4月5日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
この表について
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プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

チョン・スビン
各種表記
ハングル 정수빈
漢字 鄭秀彬
発音: チョンスビン
日本語読み: てい・しゅうひん
英語表記: Jeong Soo-Bin
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鄭 秀彬(チョン・スビン、韓国語:정수빈、1990年10月7日 - )は、大韓民国京畿道水原市出身のプロ野球選手(外野手)。

経歴

KBOの2次ドラフトで斗山ベアーズから指名を受け入団。

2009年4月5日の起亜タイガース戦で代走として初出場。同月22日にはプロ初本塁打を放っている。

2011年頃からは主に二番センターとして出場している。

2012年7月7日のLGツインズ戦では禹奎珉からランニング本塁打を放った。

2013年10月11日のネクセン・ヒーローズ戦では馬正吉から人生初のさよなら安打を放った。

2015年韓国シリーズでは、打率.571、1本塁打、5打点の大活躍でMVPを獲得。斗山の14年ぶりの優勝に貢献した。

2017年から兵役に就き、警察野球団に所属。

2018年9月に除隊され斗山に復帰した。同月8日のSKワイバーンズ戦(仁川SK幸福ドリーム球場)で途中出場し、戦列復帰。

2019年9月28日のハンファ・イーグルス戦では10回に先頭打者安打で出塁し、朴健祐の安打で生還した。このゲームで斗山は首位と同率一位になったため、彼の活躍が大きく評価された。

2020年オフにフリーエージェント(FA)権を行使し、6年総額56ウォンの契約で再契約した[1]

2023年、リーグの最多盗塁となり自身最初の個人タイトルを受賞した。

プレースタイル・人物

2014年の後半ごろから徐建昌のバッティングフォームを参考にしている。またスピードが速いため守備範囲が広く、さらに強肩でもあり外野の守備力はリーグトップレベルである。

三塁打がとても多く、2015年には満24才で通算三塁打数が49個になった。2020年シーズン終了時点の通算三塁打数は65個であり、歴代2位である(1位は田埈昊の100個)。

朴健祐許敬民とは同時期入団の同級生で[2]、彼らをまとめて「90年生三銃士」と呼ぶファンもいる。

韓国球界有数の美男選手として知られ、ファンからは「チャムシルのアイドル」と呼ばれ高い人気を誇る。2019年シーズンのレプリカユニフォーム販売枚数では2位を記録した(1位は朴健祐[3]

軍へ入隊する2016年までの斗山での個人応援歌は、男女が交互に歌うものであり、非常に人気があるものだった。原曲は、ザ・ビーチ・ボーイズの「サーフィン・U.S.A.」である。なお、2018年以降は同曲が著作権で使用停止になったため球団自作の応援歌を使っている。

通算記録

年度 チーム 打率 試合 打数 得点 安打 2塁打 3塁打 本塁打 塁打 打点 盗塁 盗塁死 四球 死球 三振 併殺 失策
2009 斗山 0.264 85 231 47 61 8 6 3 90 17 13 7 24 3 45 1 1
2010 0.322 76 143 35 46 8 6 1 69 19 13 3 10 0 25 2 0
2011 0.285 128 414 66 118 17 8 1 154 38 31 8 40 11 77 5 7
2012 0.235 101 315 46 74 11 7 0 99 32 24 6 18 3 46 5 0
2013 0.276 125 228 57 63 2 8 2 87 29 23 8 16 6 29 1 2
2014 0.306 128 431 79 132 18 7 6 182 49 32 5 41 11 68 8 1
2015 0.295 128 491 79 145 27 7 2 192 59 15 9 43 11 70 9 2
2016 0.242 114 269 49 65 7 2 2 82 20 12 4 25 6 48 7 2
2018 0.367 26 98 20 36 2 1 2 46 23 5 2 11 1 13 1 2
2019 0.265 123 441 75 117 19 5 0 146 41 26 8 57 6 60 6 3
2020 0.298 141 490 84 146 17 8 5 194 59 15 6 55 2 56 10 1
2021 0.259 104 313 50 81 19 4 3 117 37 12 7 29 3 50 7 1
2022 0.259 127 405 58 105 12 4 3 134 41 15 8 39 1 56 2 1
通算 13シーズン 0.279 1406 4269 745 1189 167 73 30 1592 464 236 81 408 64 643 64 23
  • 太字はリーグ最多

表彰

背番号

  • 31 (2009年 - 2016年、2018年途中 - )

脚注

  1. ^ “初のFA行使”. https://n.news.naver.com/sports/kbaseball/article/109/0004326470?lfrom=twitter 
  2. ^ “90年生三銃士”. https://www.hankyung.com/sports/article/201910263312Y#Redyho 
  3. ^ “ユニフォーム販売王”. https://sports.v.daum.net/v/20200407053038461 

外部リンク

  • 通算成績(韓国語)
斗山ベアーズ 2024
監督

77 李承燁

一軍コーチ
二軍監督・コーチ
  • 76 李正勳(二軍監督)
  • 83 金東漢(作戦走塁)
  • 82 権明哲(投手)
  • 71 李到炯(打撃)
  • 91 李永洙(打撃)
  • 72 曺敬擇(バッテリー)
  • 80 金昣秀(バッテリー)
  • 83 鄭振浩(守備作戦)
  • 84 金尚珍(リハビリ投手)
  • 86 姜錫千(リハビリ)
  • 81 金志容(ブルペン)
  • 千鍾珉(トレーニング)
  • 趙光熙(トレーニング)
  • 74 趙寅成(リハビリ)
  • 90 賈得焔(リハビリ)
投手
捕手
内野手
外野手
韓国野球委員会韓国シリーズMVP
1980年代
  • 82 金裕東
  • 83 金奉淵
  • 84 柳斗烈
  • 86 金正洙
  • 87 金準桓
  • 88 文熙秀
  • 89 朴哲祐
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代
韓国野球委員会盗塁王
1980年代
  • 82 金一権
  • 83 金一権
  • 84 金一権
  • 85 金在博
  • 86 徐定換
  • 87 李海昌
  • 88 李順喆
  • 89 金一権
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代