レッドイーグル

レツドイーグル[1]
欧字表記 Red Eagle[1]
品種 サラブレッド[1]
性別 [1]
毛色 鹿毛[1]
生誕 1970年6月2日[1]
死没 1984年10月??日(15歳没・旧表記)
サウンドトラツク[1]
ビースケツプ[1]
母の父 Honeyway
生国 日本の旗 日本北海道浦河町[1]
生産者 吉田実[1]
馬主 千屋レッド牧場(株)
調教師 鈴木清(中山
競走成績
生涯成績 3戦3勝[1]
獲得賞金 1720万5800円[2]
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レッドイーグル日本競走馬種牡馬1972年朝日杯3歳ステークス優勝馬。

年齢は本馬の現役時代に合わせ旧表記(数え年)にて記載

来歴

中央競馬で競走生活を送る。1972年10月から11月にかけ東京競馬場新馬戦と黄菊賞を連勝し、さらに12頭立て単勝8番人気の低評価ながら朝日杯3歳ステークスを制した。その実績が評価され、1972年度の優駿賞最優秀3歳牡馬となっている。日本中央競馬会が発行する雑誌『優駿』のフリーハンデではユウシオと並ぶ関東トップの55キログラムを与えられたが、関西トップのキシュウローレルよりは1キログラム下の評価とされた[3]

1973年1月30日、調教中に右前肢第3中手骨を骨折[4]。再起まで1年以上とも診断される[4]ほどの重傷のため、ハイセイコーブームに沸いた中央競馬クラシック三冠は不参加に終わった。結局、レースを使われたのは3歳時の3戦だけとなっている。3戦とも岡部幸雄が騎手を務めた。

引退後の1974年から青森県で種牡馬となった[5]が、これといった産駒は出していない。

競走成績

以下の内容は、netkeiba.com[6]に基づく。

競走日 競馬場 競走名 馬場・距離
馬場状態
頭数 枠番 馬番 オッズ
(人気)
着順 タイム 騎手 斤量
[kg]
1着馬(2着馬)
1972年10月28日 東京 3歳新馬 芝1200m(良) 16 5 10 18.4(5人) 1着 1:11.8 岡部幸雄 52 (フローアターフ)
1972年11月12日 東京 黄菊賞 200万下 芝1400m(良) 8 8 8 4.2(2人) 1着 1:25.4 岡部幸雄 53 (ノーザンボタン)
1972年12月10日 中山 朝日杯3歳S OP 芝1600m(稍) 13 8 12 30.3(8人) 1着 1:38.3 岡部幸雄 54 (ケープコード)

血統表

レッドイーグル血統 (血統表の出典)[§ 1]
父系 オーム系(ザボス系)
[§ 2]

*サウンドトラツク
Sound Track
1957 栗毛
父の父
Whistler
1950 栗毛
Panorama Sir Cosmo
Happy Climax
Farthing Damages Fair Trial
Futility
父の母
Bridle Way
1952 鹿毛
Mustang Mieuxce(英語版)
Buzz Fuzz
Straight Path Straight Deal(英語版)
Double Rose

*ビースケツプ
Bee Skep
1960 黒鹿毛
Honeyway
1941 青鹿毛
Fairway Phalaris
Scapa Flow
Honey Buzzard Papyrus
Lady Peregrine
母の母
Trent Bridge
1953 黒鹿毛
Big Game(英語版) Bahram
Myrobella(英語版)
Tributary Mieuxce
Windrush
母系(F-No.) 2号族(FN:2-i) [§ 3]
5代内の近親交配 Fairway:M3×S5、Mieuxce:S4×M4、Solario:S5×S5 [§ 4]
出典
  1. ^ JBISサーチ[7]およびnetkeiba.com[8]
  2. ^ [要出典]
  3. ^ JBISサーチ[7]およびnetkeiba.com[8]
  4. ^ JBISサーチ[7]

ボウプリンスを父に持つ1歳上の兄ヤマトワールドは、1973年のスワンステークスと同年秋の京都記念でともに3着となっている。

出典

  1. ^ a b c d e f g h i j k “レツドイーグル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年2月4日閲覧。
  2. ^ 日本中央競馬会『優駿』1973年2月号、p.77
  3. ^ 『優駿』1973年3月号、pp.36-37
  4. ^ a b 『優駿』1973年3月号、p.76
  5. ^ 『優駿』1977年10月号97ページによれば、供用地は八戸市のタイヘイ牧場。
  6. ^ “レッドイーグルの競走成績 | 競走馬データ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2023年2月4日閲覧。
  7. ^ a b c “血統情報:5代血統表|レツドイーグル”. JBISサーチ. 公益社団法人日本軽種馬協会. 2023年2月4日閲覧。
  8. ^ a b “レッドイーグルの血統表 | 競走馬データ”. netkeiba.com. 株式会社ネットドリーマーズ. 2023年2月4日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 競走馬成績と情報 netkeiba、JBISサーチ
(旧)最優秀3歳牡馬
1950年代
1960年代
1970年代
1980年代
1990年代
2000年代
最優秀2歳牡馬
2000年代
2010年代
2020年代
  • 1 2001年より馬齢表記法が数え年から満年齢に移行
    *2 1954-1971年は「啓衆社賞」、1972-1986年は「優駿賞」として実施
    *3 1986年は2頭同時受賞
朝日杯3歳ステークス
1940年代

第1回 アヅマホマレ

1950年代

第2回 トキノミノル / 第3回 タカハタ / 第4回 サンゲツ / 第5回 タカオー / 第6回 メイヂヒカリ / 第7回 キタノオー / 第8回 キタノヒカリ / 第9回 カツラシユウホウ / 第10回 ウネビヒカリ / 第11回 マツカゼオー

1960年代

第12回 ハクシヨウ / 第13回 カネツセーキ / 第14回 グレートヨルカ / 第15回 ウメノチカラ / 第16回 リユウゲキ / 第17回 メジロボサツ / 第18回 モンタサン / 第19回 タケシバオー / 第20回 ミノル / 第21回 アローエクスプレス

1970年代

第22回 オンワードガイ / 第23回 トクザクラ / 第24回 レッドイーグル / 第25回 ミホランザン / 第26回 マツフジエース / 第27回 ボールドシンボリ / 第28回 マルゼンスキー / 第29回 ギャラントダンサー / 第30回 ビンゴガルー / 第31回 リンドタイヨー

1980年代

第32回 テンモン / 第33回 ホクトフラッグ / 第34回 ニシノスキー / 第35回 ハーディービジョン / 第36回 スクラムダイナ / 第37回 ダイシンフブキ / 第38回 メリーナイス / 第39回 サクラチヨノオー / 第40回 サクラホクトオー / 第41回 アイネスフウジン

1990年代
2000年代
朝日杯フューチュリティステークス
2000年代
2010年代

第62回 グランプリボス / 第63回 アルフレード / 第64回 ロゴタイプ / 第65回 アジアエクスプレス / 第66回 ダノンプラチナ / 第67回 リオンディーズ / 第68回 サトノアレス / 第69回 ダノンプレミアム / 第70回 アドマイヤマーズ / 第71回 サリオス

2020年代

第72回 グレナディアガーズ / 第73回 ドウデュース / 第74回 ドルチェモア / 第75回 ジャンタルマンタル

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