モルッカ海プレート

モルッカ海プレート(地図中の"Mer des Moluques")の位置とその周辺(フランス語

モルッカ海プレート英語:Molucca Sea Plate)とは、スラウェシ島及びモルッカ海バンダ海に位置するプレートである。

概要

北で接するスンダプレートとの境界には沈み込み帯があり、また、バンダ海プレート側でプレートが形成されている。また、そのプレートテクトニクストランスフォーム断層を生成している。

昨今の理論ではモルッカ海プレートはハルマヘラプレート、或いはサンギヘプレートの一部であるとされ、モルッカ海プレートは存在しないともされる。[1] また、南東にソロン断層があり、この地域の断層がバーズヘッドプレートとハルマヘラプレートとの境界であるともされている。但し、この理論は証明されておらず、モルッカ海衝突帯をも含めた論議が必要とされている。

また、この地域は大地震が頻発し、津波もしばしば引き起こされている。

昨今の大地震

マグニチュード6.0以上、2005年以降の物を挙げる。

[2]

参考文献

  1. ^ USGS.GOV:Magnitude 7.2 - KEPULAUAN TALAUD, INDONESIA 2009 February 11 17:34:50 UTC
  2. ^ NEIC Archived 2009年2月21日, at the Wayback Machine.
  • Bird, P. (2003). “An updated digital model of plate boundaries”. Geochemistry, Geophysics, Geosystems 4 (3): 1027. doi:10.1029/2001GC000252. http://peterbird.name/publications/2003_PB2002/2003_PB2002.htm. 
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