エリオット・ラモス

この名前は、スペイン語圏の人名慣習に従っています。第一姓（父方の姓）はラモス、第二姓（母方の姓）はレブロンです。

エリオット・ラモス
*Heliot Ramos*
サンフランシスコ・ジャイアンツ #12
基本情報
国籍	アメリカ合衆国
出身地	プエルトリコ自治連邦区マウナボ（スペイン語版）
生年月日	(1999-09-07) 1999年 9月7日（24歳）
身長体重	6' 0" ＝約182.9 cm 188 lb ＝約85.3 kg
選手情報
投球・打席	右投右打
ポジション	外野手
プロ入り	2017年 MLBドラフト1巡目
初出場	2022年4月10日
経歴（括弧内はプロチーム在籍年度）
リーダーシップ・クリスチャン・アカデミーサンフランシスコ・ジャイアンツ (2022 - )
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エリオット・レムエル・ラモス・レブロン（Heliot Lemuel Ramos Lebrón,^{[注 1]} 1999年 9月7日 - ）は、プエルトリコのマウナボ（英語版）出身のプロ野球選手（外野手）。右投右打。MLBのサンフランシスコ・ジャイアンツ所属。

9歳年上の兄はプロサッカー選手のエクトル・ラモス（英語版）、7歳年上の兄は2021年にMLBで初出場、2024年からKBOの斗山ベアーズに所属するプロ野球選手のヘンリー・ラモス（英語版）^[3]^[4]。

経歴

プロ入り前

プエルトリコのマウナボ（英語版）で生まれた。中等教育はグアイナボ（英語版）にあるリーダーシップ・クリスチャン・アカデミーに進学^[5]^[6]。ロス・ロマス・ポトロス・ベースボール・クラブに所属した。2016年にリグレー・フィールドで行われたアンダーアーマー・オールアメリカ・ベースボールゲーム（英語版）で最優秀選手に選出された^[7]。2017年のMLBドラフトで1巡目の全体19位でサンフランシスコ・ジャイアンツから指名を受けた。

プロ入りとジャイアンツ時代

2017年6月21日に契約金310万1700ドルでジャイアンツと契約を結びプロ入り^[8]^[9]^[10]。6月30日に傘下のルーキー級アリゾナリーグ・ジャイアンツ（英語版）でプロデビュー。このシーズンは同チームで35試合に出場し、打率.348、6本塁打、OPS1.049を記録した。

2018年開幕前に行われたMLB.comによるプロスペクトランキングで全体74位・チーム2位にランクインした^[11]。シーズンはA級オーガスタ・グリーンジャケッツ（英語版）に昇格。同シーズン124試合に出場し、打率.245、11本塁打、OPS.709を記録した。オフにウィンターリーグであるLBPRCのカンレヘロス・デ・サントゥルセ（英語版）に所属、19試合に出場した。

2019年開幕前に行われたMLB.comによるプロスペクトランキングで全体50位・チーム2位にランクインした^[12]。シーズンはA+級サンノゼ・ジャイアンツ（英語版）に昇格して開幕を迎えた^[13]。7月に行われたオールスターフューチャーズゲームロースターに選出^[14]。8月9日にAA級リッチモンド・フライングスクアレルズに昇格^[15]。このシーズンは2チーム合計で102試合に出場し、打率.290、16本塁打、OPS.850を記録した。オフにアリゾナ・フォールリーグのスコッツデール・スコーピオンズに所属、15試合に出場した。

2020年は新型コロナウイルスの感染拡大の影響でマイナーリーグが開催されなかったため、公式戦でプレーすることはなかった。

2021年はAA級リッチモンドで開幕を迎え、7月にAAA級サクラメント・リバーキャッツに昇格^[16]。この年はマイナー2球団合計で116試合に出場し、打率.254、14本塁打、56打点、15盗塁を記録した。オフの11月19日にメジャー契約を結んで40人枠入りした^[16]。

2022年4月10日にアクティブ・ロースター入りし^[16]、同日のマイアミ・マーリンズ戦でメジャー初出場を果たした。

選手としての特徴

走攻守3拍子揃った5ツールプレイヤーとしてプロ入り前から高く評価されていた^[6]。

詳細情報

年度別打撃成績

年度	球団	試合	打席	打数	得点	安打	二塁打	本塁打	塁打	打点	四球	三振	併殺打	打率	出塁率	長打率	O P S
2022	SF	9	22	20	4	2	0	0	2	0	2	6	1	.100	.182	.100	.282
2023	SF	25	60	56	5	10	4	1	17	2	4	20	1	.179	.233	.304	.537
MLB：2年		34	82	76	9	12	4	1	19	2	6	26	2	.158	.220	.250	.470

2023年度シーズン終了時

年度別守備成績

年度	球団	左翼（LF）						中堅（CF）						右翼（RF）
年度	球団	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率	試合	刺殺	補殺	失策	併殺	守備率
2022	SF	3	0	0	0	0	----	-						6	12	0	0	0	1.000
2023	SF	13	14	1	1	0	.938	3	3	0	0	0	1.000	10	4	0	0	0	1.000
MLB		16	14	1	1	0	.938	3	3	0	0	0	1.000	16	16	0	0	0	1.000

2023年度シーズン終了時

背番号

53（2022年）
12（2023年 - ）

脚注

注釈

^ スペイン語発音: [ˈe.ljot le.ˈmwɛl ˈra.mos̬ le.ˈβɾon]^[1]，英語発音: /ˈɛliət ləˈmjul ˈrɑmoʊs ləˈbrɒn/^[2]

出典

^ “スペイン語の発音記号変換ツール”. easypronunciation.com. 2019年10月22日閲覧。
^ “英語のIPA発音記号変換（アメリカ英語）”. tophonetics.com. 2019年10月22日閲覧。
^ “Giants use first-round pick on slugging teenage outfielder Heliot Ramos”. MercuryNews.com (2017年6月13日). 2017年10月26日閲覧。
^ “Henry Ramos Stats, Highlights, Bio - Oklahoma City Dodgers Stats”. Oklahoma City Dodgers. 2017年10月26日閲覧。
^ “Heliot Ramos es talento de primera ronda”. PrimeraHora.com (2017年6月12日). 2017年10月26日閲覧。
^ ^a ^b Castillo, Jorge (2017年3月3日). “Puerto Rico yearns for another golden era in Major League Baseball”. 2017年10月26日閲覧。
^ “Heliot Ramos - Player Profile - Perfect Game USA”. www.PerfectGame.org. 2017年10月26日閲覧。
^ “Giants pick Heliot Ramos in MLB Draft”. San Francisco Giants. 2017年10月26日閲覧。
^ “Giants select OF Heliot Ramos with No. 19 overall pick in 2017 Draft”. CSNBayArea.com (2017年6月12日). 2017年10月26日閲覧。
^ “Giants draft Puerto Rican high school outfielder Heliot Ramos”. SFGate.com. 2017年10月26日閲覧。
^ “2018 Prospect Watch”. en:MLB.com. 2019年10月22日閲覧。
^ “2019 Prospect Watch”. MLB.com. 2019年10月22日閲覧。
^ Pavlovic, Alex (2019年4月5日). “Joey Bart, Heliot Ramos' San Jose Giants debut shows promise that awaits | NBCS Bay Area”. Nbcsports.com. 2019年4月17日閲覧。
^ Jim Callis (2019年6月28日). “Here are the 2019 Futures Game rosters”. MLB.com. 2019年6月29日閲覧。
^ Sam Dykstra (2019年8月8日). “Giants promote Bart, Ramos to Richmond”. MiLB.com. 2019年10月22日閲覧。
^ ^a ^b ^c MLB公式プロフィール参照。2022年6月26日閲覧。

外部リンク

選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
Heliot Ramos stats MiLB.com （英語）

表話編歴サンフランシスコ・ジャイアンツロースター
投手	58 ニック・アビラ（英語版） 43 トリスタン・ベック（英語版）（故障者リスト） 47 メイソン・ブラック（英語版） 38 アレックス・カッブ（故障者リスト） 75 カミロ・ドバル 45 カイル・ハリソン 12 ジョーダン・ヒックス 64 ショーン・ジェリー 56 スペンサー・ハワード 77 ルーク・ジャクソン 72 トレバー・マクドナルド（英語版） 68 エリック・ミラー 23 ロビー・レイ（故障者リスト） 73 ランディ・ロドリゲス 33 テイラー・ロジャース 71 タイラー・ロジャース 65 ランデン・ロウプ（英語版） 63 イーサン・スモール（故障者リスト） 7 ブレイク・スネル 70 鄧愷威（英語版） 57 オースティン・ウォーレン（故障者リスト） 74 ライアン・ウォーカー 62 ローガン・ウェブ 67 キートン・ウィン（英語版）（故障者リスト）
捕手	14 パトリック・ベイリー 18 カート・カサリ 19 トム・マーフィー（故障者リスト） 2 ブレイク・セイボル
内野手	16 ニック・アーメド（故障者リスト） 61 トレントン・ブルックス（英語版） 26 マット・チャップマン 39 タイロ・エストラーダ 49 タイラー・フィッツジェラルド（英語版） 41 ウィルマー・フローレス 37 マルコ・ルシアーノ（故障者リスト） 10 ケイシー・シュミット 32 デビッド・ビヤー（英語版） 31 ラマン・ウェイド・ジュニア（故障者リスト） 0 ブレット・ワイズリー（英語版）
外野手	8 マイケル・コンフォルト（故障者リスト） 51 李政厚（故障者リスト） 29 ルイス・マトス 53 ウェイド・メックラー（英語版） 17 エリオット・ラモス 13 オースティン・スレイター（故障者リスト） 2 ホルヘ・ソレア 5 マイク・ヤストレムスキー
監督・コーチ	6 ボブ・メルビン（監督） 52 ライアン・クリステンソン（ベンチコーチ） 77 ジャスティン・ビエル（英語版）（打撃ディレクター） 95 パット・バレル（打撃コーチ） 85 ペドロ・ゲレーロ（英語版）（打撃コーチ補佐） 80 ブライアン・プライス（投手コーチ） 72 J.P.マルティネス（投手コーチ補佐） 91 マーク・ホールバーグ（英語版）（一塁コーチ） 9 マット・ウィリアムズ（三塁コーチ） 81 ガービン・オルストン（英語版）（ブルペンコーチ） 92 アリッサ・ナッケン（コーチ補佐） 99 植松泰良（コーチ補佐）
公式サイト（英語）より　40人ロースター　監督・コーチ一覧　2024年5月31日更新

表話編歴 2017年MLBドラフト1巡目指名選手
ロイス・ルイス (1位、MIN) ハンター・グリーン (2位、CIN) マッケンジー・ゴア (3位、SD) ブレンダン・マッケイ (4位、TB) カイル・ライト (5位、ATL) オースティン・ベック (6位、OAK) ペイビン・スミス (7位、ARI) アダム・ヘイズリー (8位、PHI) ケストン・ヒウラ (9位、MIL) ジョー・アデル (10位、LAA) ジェイク・バーガー (11位、CWS) シェーン・バズ (12位、PIT) トレバー・ロジャース (13位、MIA) ニック・プラット (14位、KC) J.B.ブカウスカス (15位、HOU) クラーク・シュミット (16位、NYY) エバン・ホワイト (17位、SEA) アレックス・ファエド (18位、DET) エリオット・ラモス (19位、SF) デビッド・ピーターソン (20位、NYM) DL・ホール (21位、BAL) ローガン・ワーモス (22位、TOR) ジャレン・ケンドール（英語版） (23位、LAD) タナー・ハウク (24位、BOS) セス・ロメロ (25位、WSH) バッバ・トンプソン (26位、TEX) ブレンドン・リトル（英語版） (27位、CHC) ネイト・ピアーソン (28位、TOR) クリストファー・シーズ（英語版） (29位、TEX) アレックス・ランジ (30位、CHC) ドリュー・ラスムッセン (31位、TB) ジーター・ダウンズ (32位、CIN) ケビン・メレル（英語版） (33位、OAK) トリステン・ルッツ（英語版） (34位、MIL) ブレント・ルッカー (35位、MIN) ブライアン・ミラー（英語版） (36位、MIA)

2017年MLBドラフト1巡目指名選手