エバン・ホワイト
ロサンゼルス・エンゼルス (マイナー) | |
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基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | オハイオ州コロンバス |
生年月日 | (1996-04-26) 1996年4月26日(28歳) |
身長 体重 | 6' 3" =約190.5 cm 205 lb =約93 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投右打 |
ポジション | 一塁手 |
プロ入り | 2017年 MLBドラフト1巡目 |
初出場 | 2020年7月24日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム | アメリカ合衆国 |
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エバン・マッキー・ホワイト(Evan McKee White, 1996年4月26日 - )は、 アメリカ合衆国オハイオ州コロンバス出身のプロ野球選手(一塁手)。左投右打。MLBのロサンゼルス・エンゼルス傘下所属。
経歴
プロ入り前
ケンタッキー大学時代の2016年には第40回日米大学野球選手権大会にアメリカ合衆国代表として参加した[1]。
プロ入りとマリナーズ時代
2017年のMLBドラフト1巡目(全体17位)でシアトル・マリナーズから指名され[2]、プロ入り。契約後、傘下のA-級エバレット・アクアソックスでプロデビュー。14試合に出場して打率.277、3本塁打、12打点、1盗塁を記録した。
2018年にMLB.comが発表したプロスペクト(英語版)(若手有望選手)ランキングでは、マリナーズの組織内で2位にランクインした[3]。シーズンではA+級モデスト・ナッツとAAA級タコマ・レイニアーズでプレーし、2球団合計で124試合に出場して打率.300、11本塁打、66打点、4盗塁を記録した。オフにはアリゾナ・フォールリーグに参加し、ピオリア・ハベリーナズ(英語版)に所属した。
2019年はシーズンを通してAA級アーカンソー・トラベラーズでプレーし、92試合に出場して打率.293、18本塁打、55打点、OPS.838。7月にはオールスター・フューチャーズゲームのアメリカンリーグ選抜に選出された[4]。MLB.comのプロスペクトランキングでは全体58位、一塁手部門で2位に上昇した[5]。オフの2019年11月25日にマリナーズとMLB未出場ながら2025年まで6年総額2400万ドル(以降2028年までの3年は球団オプション)で契約更新し、40人枠に登録された[6]。MLBドラフトまたはアマチュアFAを経てプロ入り(マイナー契約)し、MLBデビュー前に長期契約を締結した選手は史上4人目[注釈 1]で、且つ直近シーズン中にAAA級での試合出場もない選手は史上初である[7]。
2020年は、COVID-19の影響でMLB開幕が大幅に遅れる中、シーズン開幕戦となった7月24日のヒューストン・アストロズ戦に「2番・一塁手」で先発出場してメジャーデビュー。この試合では9回表の第4打席でエノリ・パレデスからメジャー初安打となる内野安打を放った(4打数1安打)[8]。以降も一塁手レギュラーでの起用が続き、打撃では苦しんだが、守備ではゴールドグラブ賞を獲得した。
2021年は、5月14日に左股関節屈筋の痛みで10日間故障者リストに登録され、6月22日に60日間故障者リストへ移行し、そのままシーズンを終えた[9]。
エンゼルス傘下時代
2023年12月3日にジャクソン・カワー、コール・フィリップスとのトレードで、マルコ・ゴンザレス、ジャレッド・ケルニック、金銭と共にアトランタ・ブレーブスへ移籍した[10]。6日にマイナー契約となり、傘下のAAA級グウィネット・ストライパーズへ送られた[11]。さらに8日にはデビッド・フレッチャー、マックス・スタッシとのトレードで、タイラー・トーマス(英語版)と共にロサンゼルス・エンゼルスへ移籍した[12]。
選手としての特徴
ジョーイ・ボットに憧れた俊足好守の一塁手で、ゴールドグラブ賞の常連となれる守備範囲を誇る。マイナーリーグでは一塁手での出場のみだが、大学時に経験のある外野守備も平均以上にこなす。打撃では選球眼は悪くないが、一塁手としては長打力が弱点なためその成長が不可欠と言われている[13][14]。
詳細情報
年度別打撃成績
年 度 | 球 団 | 試 合 | 打 席 | 打 数 | 得 点 | 安 打 | 二 塁 打 | 三 塁 打 | 本 塁 打 | 塁 打 | 打 点 | 盗 塁 | 盗 塁 死 | 犠 打 | 犠 飛 | 四 球 | 敬 遠 | 死 球 | 三 振 | 併 殺 打 | 打 率 | 出 塁 率 | 長 打 率 | O P S |
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2020 | SEA | 54 | 202 | 182 | 19 | 32 | 7 | 0 | 8 | 63 | 26 | 1 | 2 | 0 | 1 | 18 | 0 | 1 | 84 | 3 | .176 | .252 | .346 | .599 |
2021 | 30 | 104 | 97 | 8 | 14 | 3 | 0 | 2 | 23 | 9 | 0 | 0 | 0 | 0 | 6 | 0 | 1 | 31 | 1 | .144 | .202 | .237 | .439 | |
MLB:2年 | 84 | 306 | 279 | 27 | 46 | 10 | 0 | 10 | 86 | 35 | 1 | 2 | 0 | 1 | 24 | 0 | 2 | 115 | 4 | .165 | .235 | .308 | .544 |
- 2023年度シーズン終了時
年度別守備成績
年 度 | 球 団 | 一塁(1B) | |||||
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試 合 | 刺 殺 | 補 殺 | 失 策 | 併 殺 | 守 備 率 | ||
2020 | SEA | 54 | 370 | 32 | 1 | 36 | .998 |
2021 | 30 | 227 | 17 | 2 | 28 | .992 | |
MLB | 84 | 597 | 49 | 3 | 64 | .995 |
- 2023年度シーズン終了時
- 各年度の太字年はゴールドグラブ賞受賞
表彰
- ゴールドグラブ賞(一塁手部門):1回(2020年)
記録
- MiLB
- オールスター・フューチャーズゲーム選出:1回(2019年)
背番号
- 12(2020年 - 2021年)
代表歴
- 第40回日米大学野球選手権大会 アメリカ合衆国代表(2016年)
脚注
- ^ アメリカ大学代表 エバン・ホワイト
- ^ Greg Johns (2017年6月12日). “Mariners take college bat White in first round” (英語). MLB.com. 2018年8月25日閲覧。
- ^ 2018 MLB Prospects Watch – Seattle Mariners Top 30 Prospects list. MLB.com. Retrieved on August 25, 2018.
- ^ “2019 MLB All-Star Futures Game rosters” (英語). ESPN (2018年7月6日). 2019年11月26日閲覧。
- ^ “2019 MLB Prospects Watch” (英語). MLB.com. 2019年11月25日閲覧。
- ^ Greg Johns (2019年11月25日). “With White deal, Mariners solidify future at 1B” (英語). https://www.mlb.com/news/evan-white-mariners-extension-press-conference 2019年11月25日閲覧。
- ^ Greg Johns (2019年11月25日). “Mariners prospect White inks historic 6-year deal” (英語). https://www.mlb.com/mariners/news/evan-white-extension-mariners 2019年11月26日閲覧。
- ^ Jonathan Mayo (2020年7月25日). “What to expect from Evan White in the bigs” (英語). https://www.mlb.com/news/evan-white-major-league-debut-what-to-expect 2020年7月26日閲覧。
- ^ Daniel Kramer (2021年5月15日). “Notes: White, France to IL; catcher situation” (英語). MLB.com. 2021年5月16日閲覧。
- ^ “Braves get Kelenic, Gonzales, White for 2 RHPs” (英語). MLB.com. 2023年12月4日閲覧。
- ^ “Braves Sign Angel Perdomo, Outright Evan White” (英語). MLB Trade Rumors (2023年12月7日). 2023年12月8日閲覧。
- ^ “Braves stay busy, land David Fletcher and Max Stassi in four-player trade with Angels, per report”. www.cbssports.com. 2023年12月9日閲覧。
- ^ 「マイナー&プロスペクト情報局 2017ドラフト1〜2巡目指名選手リスト」『隔月刊スラッガー』2017年9月号 日本スポーツ企画出版社 37頁
- ^ 「2018 - 2022 全30球団未来予想図 シアトル・マリナーズ」『隔月刊スラッガー』2018年3月号 日本スポーツ企画出版社 55頁
注釈
- ^ ジョン・シングルトン(2014年)、スコット・キンガリー(2018年)、エロイ・ヒメネス(2019年)が前3例。
関連項目
外部リンク
- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、Baseball-Reference (Register)
- Evan White stats MiLB.com (英語)
- Evan White (@Ewhite_19) - X(旧Twitter)
- Evan White (@evanwhite19) - Instagram
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1950年代 |
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1970年代 |
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2000年代 |
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2010年代 | |
2020年代 |
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2017年MLBドラフト1巡目指名選手 | |
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