AH-G10

AH-G10
アンテナ展開時

AH-G10は、本多エレクトロン(現ネットインデックス)が開発した、PCカード形データ通信端末製品。

概要

2002年1月25日、DDIポケットのPHSデータ通信サービス、AirH"(現ウィルコムAIR-EDGE)に対応したデータ通信端末として発売開始。同月17日に発表された4x パケット通信方式に対応した第一号機であり、最大128kbpsのデータ通信をサポートしている。

その他の機種には見られない本機独特の特徴として、PIAFSやフレックスチェンジ方式に非対応のパケット方式専用機である点が挙げられる。従って発売当初は、当時パケット方式に対応していた唯一の料金コースである「つなぎ放題コース」しか契約できなかった。その後、同じAIR-EDGE向けコースの「ネット25」やその他の音声向けコースでもパケット通信がサポートされたことから、現在ではPIAFS専用の「データパック」等を除くほぼ全ての料金コースに対応している。

製品には Windows 9598MeNT 4.0、2000XPCE 2.0、2.11、3.0、Mac OS 8.5 ~ 9.1 に対応するセットアップ用のソフトウェアを収録したCD-ROMを同梱。パソコンのPCカード Type II スロットに挿入し、アンテナを立てて任意の方角に向けて使用する。

  • 寸法: 54×10×110 ミリメートル(PCカード Type II 準拠)
  • 重量: 50 グラム
  • 対応通信方式: 4x / 2x / 1x パケット方式
  • 消費電流: 150 (1x パケット通信時の平均)~ 200 mA (4x パケット通信時の平均)

外部リンク

  • ウィルコム AH-G10 製品情報
  • ネットインデックス AH-G10 製品情報
WILLCOMの通信端末
WILLCOM CORE XGP
WILLCOM CORE 3G
(FOMAハイスピード網)
WILLCOM CORE 3G
(3G ハイスピード網)
WILLCOM CORE 3G
(ULTRA SPEED網)
WILLCOM CORE 3G
(3G音声通話対応のULTRA SPEED網)
WILLCOM CORE 3G
(ULTRA SPEED網およびAXGP対応端末)
データ通信端末
TWO LINK DATA専用データ端末
音声端末(2004年以前)
  • RZ-J90
  • KX-HS100
  • KX-HS110
  • PS-C1
  • PS-C2
  • DL-B01
  • DL-M10
音声端末(2005年~2011年)
音声端末(2011年以降)
  • WX01NX
  • TWX01NX-DE
  • WX01TJ
安心だフォン
  • KX-AP201
  • AP-K302
  • AP-K303
  • WX01A
その他モジュール系端末
  • WX04A
  • WX07A
W-SIM
  • RX410IN
  • RX420AL
  • RX420IN
  • RX430AL
W-SIM STYLE:
(ウィルコムブランド)
W-SIM STYLE:
(その他)
  • つないでイーサ / OSX-1
  • みっけ! GPS
  • NS001U
  • CM-G100
端末納入メーカー
エイビット (ALおよびA)
バンダイ (B)
バッファロー (BF)
デル (DL)
ハギワラシスコム (HA)
華為技術日本 (HW)
本多エレクトロン→ネットインデックス (H→INおよびNX)
日本無線 (JおよびJR)
京セラ (KおよびKR)
ケーイーエス→アスモ→ネットインデックス(KE)
九州松下電器→パナソニック コミュニケーションズ→パナソニック システムネットワークス (KX)
NECインフロンティア (N)
セイコーインスツル (S)
三洋電機 (SA)
シャープ (SH)
東芝 (T)
テクニッコジャパン→TJC(TJ)
ユーティースターコムジャパン (UT)
ZTEジャパン (ZTおよびZ)