馬群潭駅

プガチョーヴォ
馬群潭駅
駅舎
Пугачёво
地図
所在地 ロシアの旗 ロシア
極東連邦管区サハリン州
北緯48度12分8秒 東経142度32分25秒 / 北緯48.20222度 東経142.54028度 / 48.20222; 142.54028 (プガチョーヴォ
馬群潭駅
)
駅番号 99520
所属事業者 ロシア鉄道
極東鉄道支社サハリン地域部
駅種別 旅客・貨物駅
駅名変遷 1928年-1946年 : 馬群潭駅
開業年月日 1927年11月20日
乗入路線 1 路線
所属路線 コルサコフ - ノグリキ線
キロ程 199.2 km(コルサコフ港起点)
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馬群潭駅(まぐんたんえき)は、樺太元泊郡帆寄村に存在した鉄道省樺太東線

歴史

  • 1927年(昭和2年)11月20日 - 樺太鉄道落合駅 - 知取駅間(170.5km)開業により設置。
  • 1941年(昭和16年)4月1日 - 樺太鉄道の国有化により、樺太庁鉄道東海岸線の駅となる。
  • 1943年(昭和18年)4月1日 - 南樺太の内地化にともない、鉄道省(国有鉄道)に編入。
  • 1945年(昭和20年)8月 - ソ連軍が南樺太へ侵攻、占領し、駅も含め全線がソ連軍に接収される。
  • 1946年(昭和21年)
    • 2月1日 - 日本の国有鉄道の駅としては、書類上廃止。
    • 4月1日 - ソ連国鉄に編入。ロシア語駅名は「プガチョーヴォ」。

駅名の由来

当駅の所在する地名からであり、地名はアイヌ語の「マグン・コタン」(背後の村)、「マク・ウン・コタン」(奥にある村)による[1]

運行状況

1944年当時[2]

  • 上りは大泊駅行き2本と落合駅行き1本と白浦駅行き1本、下りは敷香駅行きが2本と上敷香駅行きと知取駅行き各1本であった。
  • 大泊港駅発着の夜行列車は通過していた。

現在はポロナイスク駅チーハヤ駅発着の1往復、ユジノサハリンスク駅、ノグリキ駅発着の特急1往復のみ停車する。

駅周辺

  • 馬群潭トッコカムイ(泥火山)
  • 帆寄村役場

隣の駅

鉄道省樺太鉄道局
樺太東線
白石沢駅 - (帆寄駅) - 馬群潭駅 - (帆矢向信号場) - (南沢信号場) - 元泊駅

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 南樺太:概要・地名解・史実(西村いわお・著、高速印刷センター内出版部 1994年)p.424
  2. ^ 南樺太:概要・地名解・史実 p.60
樺太東線(日本の鉄道路線としては廃線)

大泊港 - 栄町 - 大泊 - 楠渓町 - 一ノ沢 - *二ノ沢 - 三ノ沢 - *南貝塚 - 貝塚 - 新場 - 中里 - 豊南 - *清川 - 大沢 - 豊原 - 北豊原 - 豊北 - 南小沼 - 小沼 - 富岡 - 深雪 - 大谷 - 小谷 - 落合 - 新栄浜 - 白鳥湖 - 相浜 - 富浜 - 白浜 - 小田寒 - 真苫 - 保呂 - *北辺計礼 - 白浦 - 真縫 - (三浦峠信号場) - 近幌 - (蛯毛信号場) - 白石沢 - *帆寄 - 馬群潭 - (帆矢向信号場) - (南沢信号場) - 元泊 - 樫保 - *樫保温泉 - 北樫保 - 幌内保 - 東礼文 - 遠古丹 - 知取 - 柵丹 - 大鵜取 - 茂受 - 新問 - 泊岸 - 内路 - 床佐 - 敷香 - 中敷香 - 江須 - 上敷香 - 大木 - 初問 - 保恵 - 千輪 - 亜屯 - 気屯 - 古屯
支線 : 落合 - 栄浜 - 栄浜海岸
*斜字1943年までに廃止された駅