民衆の歌

民衆の歌、A la volonté du peuple(フランス語)
楽曲
英語名Do You Hear the People Sing?
リリース1980年
作曲者クロード=ミシェル・シェーンベルク[1]
作詞者アラン・ブーブリル(フランス語版)[1]
英語訳詞 ハーバート・クレッツマー(英語版)[1]
日本語訳詞 岩谷時子

民衆の歌」(みんしゅうのうた)[1]または「民衆の歌声が聞こえるか?」(みんしゅうのうたごえがきこえるか)[2]フランス語: A la volonté du peuple英語: Do You Hear the People Sing?)は、ミュージカル「レ・ミゼラブル」の劇中歌である[1]。劇中では民衆のリーダーの青年アンジョルラスを中心とする民衆たちが歌っている。

フランス七月王政打倒のため1832年に蜂起(六月暴動)したパリ市民が政府軍と衝突する場面で歌われる[3]。 また、フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」から歌詞の影響を受けている(市民革命の音楽)。

この歌は2014年香港反政府デモ(雨傘革命)でしばしば歌われた。2014年10月1日香港金鐘

やがて民衆の歌は現実の社会運動でも取り上げられるようになり、2014年香港反政府デモ(雨傘革命)[4]や2019年のイラクの反政府デモ、2019年-2020年香港民主化デモにてデモ参加者によって歌われ[5]、日本でも安全保障関連法案反対運動にて歌われることがあった。

韓国では、2016年朴槿恵元大統領の弾劾デモで大学生やミュージカル俳優たちが中心になって歌われた。

この他、2013年の帝国劇場における演目とのコラボレーションをきっかけに、以降試合前の選手の鼓舞として横浜F・マリノスのサポーターによって歌われている。

脚注

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  1. ^ a b c d e “民衆の歌”. デジタル大辞泉プラス. 小学館. 2018年3月22日閲覧。
  2. ^ “ロンドン・オリジナル・キャスト「レ・ミゼラブル~ああ無情」”. 国立国会図書館. 2018年3月23日閲覧。
  3. ^ 佐々木モトアキ. “A La Volonté du Peuple 〜平和と自由を求める民衆の歌声が聞こえるか~”. TAP the POP. 2018年3月22日閲覧。
  4. ^ “香港の政府庁舎近くに1万5000人、抗議行動 長期化の様相”. フランス通信社 (2014年10月11日). 2018年3月23日閲覧。
  5. ^ 香港での若者らのデモや抗議行動でよく歌われるのは…(毎日新聞2019年10月2日)
登場人物
  • ジャン・ヴァルジャン(英語版)
  • ジャヴェール(英語版)
  • ファンティーヌ(英語版)
  • コゼット(英語版)
  • エポニーヌ
  • マリユス(英語版)
  • アンジョルラス(英語版)
  • テナルディエ(英語版)
  • ガヴローシュ(英語版)
  • ミリエル司教
  • パトロン=ミネット(英語版)
  • ABCの友(英語版)
翻案作品(英語版)
映画
  • 1909年(英語版)
  • 1917年(英語版)
  • 1925年(英語版)
  • 1934年(英語版)
  • 1935年(英語版)
  • 1938年
  • 1948年(英語版)
  • 1952年(英語版)
  • 1958年
  • 1978年(英語版)
  • 1982年(英語版)
  • 1995年
  • 1995年(コンサート映画)(英語版)
  • 1998年
  • 2010年(コンサート映画)(英語版)
  • 2012年
  • 2019年
小説
  • Jean Val Jean
  • コゼット
テレビアニメ
テレビドラマ
その他
  • ミュージカル
  • ラジオ(英語版)
音楽
楽曲
  • レ・ミゼラブルの楽曲(英語版)
  • 民衆の歌
  • 夢やぶれて
  • ワン・デイ・モア(英語版)
サウンドトラック
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