南日吉海山

南日吉海山(日吉沖ノ場)
南日吉海山の位置(日本内)
南日吉海山
南日吉海山 (日本)
頂上深度 -97 m
高さ 1,300 m
所在地
所在地 南硫黄島の南南東約90 km
座標 北緯23度30分04秒 東経141度56分14秒 / 北緯23.50111度 東経141.93722度 / 23.50111; 141.93722
地質
種別 海底火山
火山/ 伊豆・小笠原・マリアナ島弧
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南日吉海山(みなみひよしかいざん)または日吉沖ノ場(ひよしおきのば)とは、北緯23度30分0.0秒 東経141度56分1.0秒 / 北緯23.500000度 東経141.933611度 / 23.500000; 141.933611座標: 北緯23度30分0.0秒 東経141度56分1.0秒 / 北緯23.500000度 東経141.933611度 / 23.500000; 141.933611に位置する海底火山である。

南硫黄島の南南東約90km、東京から南方に1,330kmの地点に位置している。山体はほぼ円錐状で、頂部に北西から南東方向に並ぶ2つの火口を持つ成層火山である[1][2]

年表

  • 1975年昭和50年)8月25日:漁船「第八光賞丸」が海底噴火を目撃する。更に直径25mの渦も目撃される。
  • 1976年(昭和51年)2月:海底噴火が目撃される。
  • 1976年(昭和51年)12月硫黄の湧出が確認される。
  • 1977年(昭和52年)1月9日グアム島に向かう途中の日航機が南日吉海山近海(北緯23度54分6.0秒 東経142度18分0.7秒 / 北緯23.901667度 東経142.300194度 / 23.901667; 142.300194)で変色水を目撃する。
  • 1977年(昭和52年)1月10日海上保安庁観測機北緯23度30分4.0秒 東経141度54分3.0秒 / 北緯23.501111度 東経141.900833度 / 23.501111; 141.900833で変色水を確認する。
  • 1977年(昭和52年)6月:正式に南日吉海山と命名される。
  • 1990年平成2年)5月:海上保安庁の測量船「昭洋」による調査が行われる。最浅水深97mと判明。
  • 1992年(平成4年)2月12日海上自衛隊哨戒機が変色水を目撃する。
  • 1996年(平成8年)1月11日:海上自衛隊の哨戒機が変色水を目撃する。
  • 1996年(平成8年)1月12日:海上保安庁の観測機が変色水を目撃する。

脚注

  1. ^ 日本周辺海域火山通覧(第4版),伊藤弘志・堀内大嗣・芝田厚・鈴木晃・小山薫,海洋情報部研究報告 第48号,平成24年3月23日
  2. ^ “9.国内外の主な火山現象による津波観測記録一覧表、10.個別火山の津波発生要因に関する調査結果の詳細”. 原子力規制委員会. 2022年1月10日閲覧。

関連項目

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外部リンク

  • 海域火山データベース 海上保安庁海洋情報部
  • 気象庁による噴火記録
  • 幻想諸島航海記/日吉沖ノ場(南日吉海山)
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