パリの散歩道

パリの散歩道
ゲイリー・ムーアシングル
初出アルバム『バック・オン・ザ・ストリーツ
B面 狂信的なファシスト
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 ロンドン モーガン・スタジオ
ジャンル ハードロックブルースロック
レーベル MCAレコード
作詞・作曲 ゲイリー・ムーア、フィル・ライノット
プロデュース クリス・タンガリーディス、ゲイリー・ムーア
チャート最高順位
  • 5位(アイルランド[1]
  • 8位(イギリス[2]
ゲイリー・ムーア シングル 年表
バック・オン・ザ・ストリーツ
(1978年)
パリの散歩道
(1979年)
スパニッシュ・ギター
(1979年)
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パリの散歩道
ゲイリー・ムーアシングル
初出アルバム『ブルース・アライヴ
B面 スティル・ゴット・ザ・ブルーズ(ライヴ)
リリース
規格 7インチ・シングル
12インチ・シングル
CDシングル
録音 1992年10月 ロンドン ロイヤル・アルバート・ホール[3]
ジャンル ハードロックブルースロック
レーベル ヴァージン・レコード
作詞・作曲 ゲイリー・ムーア、フィル・ライノット
プロデュース ゲイリー・ムーア
チャート最高順位
  • 9位(フランス[4]
  • 32位(イギリス[2]
ゲイリー・ムーア シングル 年表
セパレイト・ウェイズ
(1992年)
パリの散歩道
(1993年)
ワン・デイ
(1994年)
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パリの散歩道」(原題:Parisienne Walkways)は、北アイルランドギタリストゲイリー・ムーア1978年のアルバム『バック・オン・ザ・ストリーツ』で発表した楽曲。1979年にはシングル・カットされている。また、1993年には、この曲のライヴ・ヴァージョンがライヴ・アルバム『ブルース・アライヴ』からの先行シングルとしてリリースされている。

シン・リジィフィル・ライノットと共作した曲で、共同プロデューサーのクリス・タンガリーディスによれば、ムーアからカセットのデモ録音を聴かされた時点で既に「Parisienne Walkways」というタイトルが付いており、その後ライノットが歌詞を完成させたという[5]。レコーディングにはムーア(ギター)、ライノット(ボーカル&ベース)、ブライアン・ダウニー(ドラムス)が参加した。ムーアはピーター・グリーンから譲り受けた1959年製のギブソン・レスポール・スタンダードを使用している[5]

全英シングルチャートでは11週チャート圏内に入り、最高8位に達した[2]。この曲は、ムーアの生涯において全英トップ10入りした2曲のうちの一つ(もう1曲は1985年の「アウト・イン・ザ・フィールズ」)である[2]

ライヴにおける演奏

「パリの散歩道」は、ムーアのライヴにおいて頻繁に演奏された。1980年11月にインストゥルメンタルとして演奏されたライヴ音源は、アルバム『ライヴ・アット・ザ・マーキー』(1993年)に収録されている[6]。1981年11月5日にグレッグ・レイクと共演した際のライヴ音源は、レイク名義のアルバム『イン・コンサート』(1995年)に収録された[7]

1993年のライヴ・アルバム『ブルース・アライヴ』からの先行シングルとしてリリースされたライヴ・ヴァージョンは、イギリスやフランスでナショナル・チャート入りしており、フランスでは15週連続でトップ40入りして最高9位を記録した[4]。2003年5月22日のライヴ音源は、アルバム『ライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック』(2003年)に収録された[8]。2010年7月6日にモントルー・ジャズ・フェスティバルに出演した際のライヴ音源は、アルバム『ライヴ・アット・モントルー2010』(2011年)に収録された[9]

大衆文化における使用例

1996年公開の映画『The Last of the High Kings』のサウンドトラック(監督:デヴィッド・キーティング)で使用された[10]。また、フィギュアスケート選手の羽生結弦が、『ライヴ・アット・ザ・マーキー』に収録されたヴァージョンを編集したものを2012-2013シーズン、2013-2014シーズンにわたりショート・プログラムで使用した[6]

カヴァー

  • シャドウズ - アルバム『String of Hits』(1979年)に収録[11]
  • 郷ひろみ - シングル「シャトレ・アモーナ・ホテル」(1983年)のB面に、「愛しい他人-パリの散歩道-」と改題したカヴァーを収録。ギターの旋律に合わせて新たに日本語詞をつけたもの。
  • トライブ・オブ・ジプシーズ(英語版) - アルバム『スタンディング・オン・ザ・ショルダーズ・オブ・ジャイアンツ』(2000年)に収録[12]

脚注

  1. ^ The Irish Charts - 曲名欄に「PARISIENNE WALKWAYS」と入力して検索すれば表示される
  2. ^ a b c d GARY MOORE | full Official Chart History | Official Charts Company - 2020年1月5日閲覧
  3. ^ Gary Moore - Parisienne Walkways '93 (CD) at Discogs
  4. ^ a b lescharts.com - Gary Moore - Parisienne Walkways
  5. ^ a b Gary Moore 'Parisienne Walkways' - soundonsound.com - 2014年2月24日閲覧
  6. ^ a b 羽生結弦選手「パリの散歩道」は、34年前のライブ音源 | Gary Moore | BARKS音楽ニュース - 2014年2月24日閲覧
  7. ^ Greg Lake Feat. Gary Moore - King Biscuit Flower Hour Presents Greg Lake In Concert (CD) at Discogs
  8. ^ Live at Monsters of Rock - Gary Moore | AllMusic
  9. ^ Gary Moore - Live At Montreux 2010 (CD, Album) at Discogs
  10. ^ The Last of the High Kings (1996) - Soundtracks - IMDb
  11. ^ String of Hits - The Shadows | AllMusic - Review by Dave Thompson
  12. ^ Tribe of Gypsies – Standing on the Shoulders of Giants / III - tribeofgypsies.com - 2014年2月24日閲覧

外部リンク

  • ゲイリー・ムーア - パリの散歩道(ライヴ) - YouTube
  • Gary Moore - Parisienne Walkways - Live HD - YouTube
スタジオ・アルバム

グラインディング・ストーン(ゲイリー・ムーア・バンド名義) | バック・オン・ザ・ストリーツ | G-FORCE(G-Force名義) | コリドーズ・オブ・パワー | ダーティ・フィンガーズ | ヴィクティムズ・オブ・ザ・フューチャー | ラン・フォー・カヴァー | ワイルド・フロンティア | アフター・ザ・ウォー | スティル・ゴット・ザ・ブルーズ | アフター・アワーズ | ブルーズ・フォー・グリーニー | ダーク・デイズ・イン・パラダイス | ディファレント・ビート | バック・トゥ・ザ・ブルース | スカーズ(スカーズ名義)| パワー・オブ・ザ・ブルーズ | オールド・ニュー・バラッズ・ブルース | クローズ・アズ・ユー・ゲット | バッド・フォー・ユー・ベイビー

ライヴ・アルバム

ロッキン・エヴリ・ナイト (ライヴ・イン・ジャパン) | ライヴ・アット・ザ・マーキー | ウィ・ウォント・ムーア! (ライヴ) | ブルース・アライヴ | ライヴ・アット・モンスターズ・オブ・ロック | ライヴ・アット・モントルー2010 | ブルース・フォー・ジミ〜ジミ・ヘンドリックスに捧ぐ〜 | ライヴ・アット・ブッシュ・ホール2007

コンピレーション・アルバム

ベスト・オブ・ゲイリー・ムーア〜バラッズ・アンド・ブルーズ〜 | アウト・イン・ザ・フィールズ-ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ゲイリー・ムーア | メモリアル・コレクション

主な楽曲
関連項目
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  • MusicBrainzリリース・グループ
  • MusicBrainz作品