藻琴湖

藻琴湖

藻琴湖周辺の空中写真。
2021年6月5日撮影の2枚を合成作成。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成。
所在地 日本の旗 日本
北海道オホーツク総合振興局
位置 北緯43度57分28秒 東経144度19分19秒 / 北緯43.95778度 東経144.32194度 / 43.95778; 144.32194座標: 北緯43度57分28秒 東経144度19分19秒 / 北緯43.95778度 東経144.32194度 / 43.95778; 144.32194
面積 1.12 km2
周囲長 5.6 km
最大水深 5.8 m
平均水深 1.8 m
水面の標高 0 m
成因 海跡湖
淡水・汽水 汽水
湖沼型 腐植栄養湖
透明度 1.4 m
プロジェクト 地形
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藻琴湖(もことこ)は、北海道東部、網走市にある汽水湖[1]

地理

海跡湖である[2][3]二級河川藻琴川が流入し、オホーツク海に流出する。冬は結氷する。 非改変湖沼区分は改変である。

名称の由来

アイヌ語が由来であるが諸説ある。

  • モコトウ(小沼の意)
  • ムク・トゥ(尻の塞がった沼の意)
  • ポ・コッ・トゥ(子を持つ沼の意)
  • モコルトー(眠っている沼の意)等

自然

1958年(昭和33年)7月1日指定の網走国定公園に属しており、2016年(平成28年)環境省の生物多様性の観点から重要度の高い湿地(重要湿地)にも選定されている。 湖の東へ約1kmには濤沸湖があり、ラムサール条約に登録されているが、当湖は未指定であり、鳥獣保護区も未設定である。

利用

  • 水産資源としてヤマトシジミ・マガキワカサギ等の漁獲がある[4]
  • 湖畔の北部平地が放牧地となっている。

交通

脚注

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  1. ^ “令和3年版網走市統計書”. 網走市. 2022年11月28日閲覧。
  2. ^ “北海道の湖沼マップカタログ 藻琴湖-網走市”. 北海道暮らしの読みもの. 2022年11月28日閲覧。
  3. ^ “第4回自然環境保全基礎調査湖沼調査報告書 (全国版)一資料集一 ”. 環境省自然保護局. 2022年11月28日閲覧。
  4. ^ “藻琴湖の漁業の推移”. 網走市. 2022年11月28日閲覧。
  5. ^ “藻琴局前”. NAVITIME. 2023年6月21日閲覧。
  6. ^ “東小学校前(網走市)”. NAVITIME. 2023年6月21日閲覧。

関連項目

外部リンク

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