白井晃

曖昧さ回避 白井昭」とは別人です。
しらい あきら
白井 晃
生年月日 (1957-05-21) 1957年5月21日(67歳)
出生地 日本の旗 日本 京都府
身長 174 cm
血液型 O型
職業 演出家俳優
ジャンル 舞台テレビドラマ
配偶者 秋山菜津子
所属劇団 遊◎機械/全自動シアター1983年 - 2002年
事務所 レコンオフィス
公式サイト 白井晃・レコンオフィスのOfficial Site
主な作品
テレビドラマ
王様のレストラン
古畑任三郎
世界で一番パパが好き
『HR(エイチアール)』
新選組!
 
受賞
第9回読売演劇大賞優秀演出家賞2001年
第10回読売演劇大賞優秀演出家賞2002年
第13回湯浅芳子賞翻訳・脚色部門2005年
第4回WOWOW 勝手に演劇大賞・演出家賞2013年
WOWOW 勝手に演劇大賞2015・演出家賞2016年
テンプレートを表示

白井 晃しらい あきら1957年5月21日 - )は、日本俳優演出家。レコンオフィス所属。

京都府出身。大阪府立天王寺高等学校早稲田大学教育学部卒業。

来歴

父親は電気技師で『プロポーズ大作戦』の「フィーリングカップル5x5」の電光板を作った[1]立命館大学に在籍の時、たまたま早稲田大学生による演劇を観て「同じ大学生なのに、ここまでできるのか」と感化され、「このメンバーと演劇をやりたい」と思い早大入学を決意。翌年の受験で晴れて合格、入学時より早大演劇研究会に所属。

早大卒業後、電通PRセンター(現・電通パブリックリレーションズ)勤務を経て、1983年12月高泉淳子とともに劇団「遊◎機械/全自動シアター」を結成[2]、1984年3月旗揚げ公演。戯曲の演出および役者として活動する。

1989年から年末には、バイオリニスト・中西俊博を迎え、芝居とジャズ音楽を組み合わせたショー『ア・ラ・カルト 役者と音楽家のいるレストラン』を定期的に公演。(2008年の20周年をもって終了)

2002年10月公演の『クラブ・オブ・アリス』をもって、劇団の解散を発表。制作母体である「遊機械オフィス」は続行し、プロデュース公演を制作。

舞台のほか、テレビドラマ『王様のレストラン』(1995年)以降、映画・テレビドラマ出演も多くなった[2]。テレビドラマ『古畑任三郎』の芳賀刑事役で人気を博す[2]

三谷幸喜作品に常連出演しており、三谷初のミュージカル作品『オケピ!』の2000年の初演ではサックス奏者を、再演の2003年には真田広之に代わって主演のコンダクター役を演じた。

2014年4月、KAAT 神奈川芸術劇場のアーティスティック・スーパーバイザー(芸術参与)に就任。8月に第1回プロデュース公演『Lost Memory Theatre』が上演。

2016年4月[3]、KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督に就任。

2021年3月、KAAT神奈川芸術劇場の芸術監督を退任。

2022年4月[4]世田谷パブリックシアター芸術監督に就任。

出演

舞台(出演)

  • ア・ラ・カルト〜役者と音楽家のいるレストラン(1989年 - 2008年) ※構成も担当
  • 滅びかけた人類その愛の本質とは…(1993年)
  • ラストチャンスキャバレー(1994年) ※演出も担当
  • S - 記憶のけもの - (2000年) ※演出も担当
  • パードレ・ノーストロ(2002年)
  • ノーセンス(2002年) ※演出も担当
  • オケピ!(2003年)
  • うら騒ぎ ノイゼズ・オフ(2005年) ※演出も担当
  • アンデルセン・プロジェクト(2006年)
  • ヒステリア-あるいは、ある強迫神経症の分析の断片(2007年) ※演出も担当
  • ジャックとその主人(2008年)
  • ピランデッロのヘンリー四世(2009年) ※演出も担当
  • 桜姫(2009年)
  • 国民の映画(2011年)
  • コクーン歌舞伎、第十三弾 天日坊(2012年)
  • 趣味の部屋(2013年)
  • オセロ (2013年) ※構成・上演台本・演出も担当
  • 兵士の物語 (2013年)
  • マクベス (2013年)
  • Lost Memory Theatre(2014年) ※構成・演出も担当
  • 趣味の部屋 再演(2015年)
  • 夢の劇-ドリーム・プレイ(2016年) ※構成・演出も担当

テレビドラマ

映画

テレビアニメ

バラエティ

その他テレビ番組

CM

主な演出作品

舞台(演出)

  • イーハトーブの音楽劇 銀河鉄道の夜(1995年 - 1996年)
  • ファルスタッフ(1999年)
  • ムーン・パレス(2001年)
  • ピッチフォーク・ディズニー(2002年)
  • ミュージカル 星の王子さま(2003年、2005年)
  • 宇宙でいちばん速い時計(2003年)
  • 音楽劇 ファウスト(2004年)
  • 溺れた世界(2004年)
  • ルル〜破滅の微笑み〜(2005年)
  • 偶然の音楽(2005年、2008年)
  • オペラ 愛の白夜(2006年[5]、2009年[6]
  • 血の婚礼(2007年)脚本も担当
  • 音楽劇 三文オペラ(2007年)
  • 混じりあうこと、消えること(2008年)
  • 中国の不思議な役人(2009年)
  • エドワード・ボンドの「リア」(2009年)
  • オペラ オテロ(2010年)[7]
  • ガラスの葉(2010年)
  • ジャンヌ・ダルク(2010年、2014年)
  • 幽霊たち(2011年)構成も担当
  • 天守物語(2011年)
  • ミュージカル GOLD -カミーユとロダン (2011年) ※上演台本も担当
  • オペラ 魔笛(2012年)[8]
  • 幻蝶 (2012年)
  • メルセデス・アイス(2012年)※劇団TCアルプに提供、脚色・演出
  • 4 four (2012年)
  • オペラ こうもり (2013年)[9]
  • 音楽劇 ヴォイツェク (2013年)
  • オセロ (2013年) ※構成・上演台本・出演も担当
  • 9days Queen〜九日間の女王 (2014年)
  • ブロードウェイ・ミュージカル アダムス・ファミリー (2014年) ※翻訳も目黒条と共に担当
  • テンペスト (2014年)
  • 出口なし(2014年)
  • ロンドン版 ショーシャンクの空に(2014年)
  • マーキュリー・ファー(2015年)
  • ペール・ギュント(2015年)
  • No.9-不滅の旋律(2015年、2019年、2020年)
  • オペラ フィガロの結婚(2015年)[10]
  • レディエント・バーミン(2016年)[11]
  • マハゴニー市の興亡(2016年)
  • ブロードウェイのミュージカル・ビッグフィッシュ(2017年)
  • 春のめざめ(2017年、2019年)[12]
  • オーランドー(2017年)
  • バリーターク(英語版)(2018年)
  • 華氏451度(2018年)
  • 恐るべき子供たち(2019年)
  • 怪人と探偵(2019年)
  • ビッグ・フィッシュ 12chairs version(2019年)
  • SIZUKO! QUEEN OF BOOGIE(2019年)
  • 音楽劇 アルトゥロ・ウイの興隆(英語版)(2020年)
  • ホイッスル・ダウン・ザ・ウィンド~汚れなき瞳~(2020年)
  • ボーイズ・イン・ザ・バンド(2020年)
  • 銀河鉄道の夜2020(2020年)
  • アーリントン(2021年)
  • ジャック・ザ・リッパー(2021年)
  • 住所まちがい(2022年)
  • ある馬の物語(2023年)
  • メルセデス・アイス(2023年)

受賞歴

演出家としての受賞
  • 平成6年度文化庁芸術祭賞(1994年) - 遊◎機械/全自動シアターとしての受賞[13]
  • 第9回読売演劇大賞優秀演出家賞(2001年)
  • 第10回読売演劇大賞優秀演出家賞(2002年)
  • 第13回湯浅芳子賞翻訳・脚色部門(2005年)
  • 第4回WOWOW 勝手に演劇大賞・演出家賞(2013年)- 『オセロ』『音楽劇ヴォイツェック』[14]
  • WOWOW 勝手に演劇大賞2015・演出家賞(2016年) - 『No.9-不滅の旋律-』[15]

脚注

  1. ^ “ゲスト・俳優・演出家・白井晃 NHK総合 【スタジオパークからこんにちは】”. JCCテレビすべて. JCC (2014年10月27日). 2018年6月20日閲覧。
  2. ^ a b c 「ゴジラ×メカゴジラ用語辞典」『ゴジラ×メカゴジラ』朝日ソノラマファンタスティックコレクション〉、2002年12月30日、72頁。ISBN 4-257-03668-0。 
  3. ^ “白井晃が4月よりKAAT 神奈川芸術劇場・芸術参与就任 8月には第1回プロデュース公演が開催”. シアターガイド. モーニングデスク (2014年2月28日). 2018年6月20日閲覧。
  4. ^ “世田谷パブリックシアター新芸術監督就任イベントー公共劇場における芸術監督の役割を考えるー”. 世田谷パブリックシアター. 2023年7月7日閲覧。
  5. ^ 昭和音楽大学オペラ情報センター
  6. ^ 昭和音楽大学オペラ情報センター
  7. ^ 昭和音楽大学オペラ情報センター
  8. ^ 昭和音楽大学オペラ情報センター
  9. ^ 昭和音楽大学オペラ情報センター
  10. ^ 昭和音楽大学オペラ情報センター
  11. ^ “白井晃演出「レディエント・バーミン」に高橋一生、吉高由里子、キムラ緑子”. ステージナタリー. (2016年2月24日). https://natalie.mu/stage/news/177284 2016年2月24日閲覧。 
  12. ^ “白井晃演出「春のめざめ」で志尊淳が舞台初主演「役者として大きくなりたい」”. ステージナタリー. (2016年12月1日). https://natalie.mu/stage/news/211428 2016年12月1日閲覧。 
  13. ^ “平成6年度(第49回)芸術祭賞一覧” (PDF). 文化庁. 2018年6月20日閲覧。
  14. ^ “勝手に演劇賞2013”. WOWOW. 2014年12月12日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年12月12日閲覧。
  15. ^ “WOWOWの「勝手に演劇大賞」結果発表!「No.9-不滅の旋律-」が3冠”. ステージナタリー. (2016年2月27日). https://natalie.mu/stage/news/177794 2016年2月29日閲覧。 

関連項目

外部リンク

エーチームグループ
エーチーム
エープラス
エーライツ
旧所属タレント
  • 旧所属タレント
関連会社

★は業務提携。

カテゴリ カテゴリ