澂江府

雲南省の澂江府の位置(1820年)

澂江府(ちょうこうふ)は、中国にかつて存在した府。明代から民国初年にかけて、現在の雲南省玉渓市東部に設置された。

概要

1256年憲宗6年)、モンゴル帝国により羅伽甸に万戸が置かれた。1279年(至元16年)、元により羅伽甸に澂江路が置かれた。澂江路は雲南等処行中書省に属し、河陽江川陽宗の3県と新興州路南州の2州を管轄した[1]

1382年洪武15年)、明により澂江路は澂江府と改められた。澂江府は雲南省に属し、河陽・江川・陽宗の3県と新興州・路南州の2州を管轄した[2]

のとき、澂江府は雲南省に属し、河陽・江川・新興州・路南州の2州2県を管轄した[3]

1913年中華民国により澂江府は廃止された。

脚注

  1. ^ 元史』地理志四
  2. ^ 明史』地理志七
  3. ^ 清史稿』地理志二十一
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