沈容姫

沈 容姫(しん ようき、義熙10年(414年)- 元嘉30年6月28日(453年8月18日))は、南朝宋の文帝の婕妤(側室)。明帝の母。

生涯

後宮に入り、美人の位を受けた。劉彧を産み、婕妤(嬪)となった。

元嘉30年(453年)閏6月、薨去した。享年は40。建康の莫府山に葬られた。孝武帝が即位すると、湘東国太妃の位を追贈された。

泰始元年(465年)、明帝が即位すると、皇太后として追尊され、宣太后の諡号が贈られた。その陵墓は崇寧陵といった。

伝記資料

南朝の皇后

文献張皇后* / 武徳郗皇后* / 穆丁太后* / 文宣阮太后* / 簡文簡王皇后* / 張皇后(豫章王) / 王皇后(敬帝) / (後梁)宣静王皇后 / (後梁)張皇后(明帝) / (後梁)蔡皇后(後主)

*:追尊皇后・皇太后