比古地朔弥

比古地 朔弥(ひこち さくや、1966年 - )は、日本漫画家埼玉県秩父市[1][2]出身、日本大学芸術学部美術学科卒。

1996年、「COMIC BINGO」(文藝春秋)にてデビュー。男女の性を主題としたインモラルなストーリーを描くことが多い。「なつかしいタッチ」と人によく言われるという絵柄は、特に松本零士の影響を強く受けている。小中学生の頃はメーテル(『銀河鉄道999』のヒロイン)の似顔絵をよく描いていたという。

代表作である『けだもののように』は、雑誌の編集のアルバイトをしていたとき、中年男性と10代の少女が結婚したという記事をみて思いついたもの。「渋蔵」名義で同人活動も行っており、『けだもののように』完結篇は同人誌の形で発表された。

有志による漫画業界活性化団体・漫画元気発動計画にも参加。同団体による音声+エフェクトつきとなる進化形電子書籍Domixから『アシュリ』を発表。 ネットラジオ漫画元気発動計画にも出演。

ペンネームの「朔弥」は『古事記』の木花開耶媛(このはなさくやひめ)から。

作品リスト

  • 神様ゆるして
  • まひるの海
  • けだもののように
  • ラブ・クラシック―和風ロマンス集
  • ライジングガール!~人見絹枝物語~
  • からみ合う糸
  • 人間失格(原作:太宰治、2010年、学研パブリッシング
  • アシュリ(漫画元気発動計画・電子書籍Domix 2013年)

脚注

  1. ^ 秩父鉄道、「秩父札所午歳総開帳」でラッピング列車運転 - レスポンス
  2. ^ 比古地朔弥 (@hikochichi) - X(旧Twitter)

外部リンク

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