死冷

死後変化[1]

蒼白(Pallor mortis)
死冷(Algor mortis)
死後硬直(Rigor mortis)
死斑(Livor mortis)
細胞分解(Putrefaction)
腐敗(Decomposition)
白骨化(Skeletonization)

死冷(しれい、英:algor mortis)とは恒温動物死後変化の1つで、死体の体温が外界の温度まで低下する現象。死後1 - 24時間程度で直腸温は外界の温度と等しくなる。死冷に至る時間は動物種、死因、環境温度、栄養状態により異なり、例えば体脂肪の多い動物種や肥満の動物では死冷に至る時間は長くなる。破傷風により死亡した個体では筋肉の高度の収縮により死後に体温が上昇する。

脚注

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  1. ^ 人間の場合の死体現象。死後経過時間(PMI:Post-mortem Interval)も参照。この他、脳死とされた患者に見られるラザロ徴候(英語版)、通常は極端な状況や感情の元で死亡した場合に現われる死体硬直(英語版) などの現象がある。

参考文献

  • 日本獣医病理学会編集 『動物病理学総論 第2版』 文永堂出版 2001年 ISBN 4830031832

関連項目

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