房峰輝

房 峰輝
生誕 1951年4月??
中華人民共和国の旗 中国陝西省咸陽市彬県
所属組織 中国人民解放軍陸軍
軍歴 1968年 - 2017年
最終階級 上将
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房峰輝
各種表記
繁体字 房峰輝
簡体字 房峰辉
拼音 Fáng Fēnghuī
和名表記: ぼう ほうき
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房 峰輝(ぼう ほうき、1951年4月 - )は中華人民共和国の軍人。中国共産党中央委員会委員、党中央軍事委員会委員、中国人民解放軍総参謀長国家中央軍事委員会委員。階級は上将。

経歴

1951年4月、陝西省咸陽市彬県に生まれる。1968年2月、人民解放軍に入隊。1975年12月に中国共産党に入党。1998年、少将に昇格。2005年7月、中将に昇格。

2007年7月、北京軍区司令員に若い年齢で任じられた。当時の七大軍区司令員のなかで最年少であった。北京軍区司令員に任じられるのに連動した形で、同10月21日には第17回党大会において党中央委員に選出された[1]

2009年の中国共産党政権創立60周年式典には国人民代表大会代表として大閲兵の総指揮を務めた[2][3]。次世代のキーマンであるとの分析[4]が一部に出ている。2010年7月19日、上将に昇格[5]

2012年10月、中国人民解放軍総参謀長に任命[6]。同年11月、第18回党大会において、党中央委員に再選するとともに、党中央軍事委員会委員に選出[7]。翌2013年3月15日、第12期全国人民代表大会第1回会議において中華人民共和国中央軍事委員会委員に選出された[8]

2017年8月30日、規律違反の疑いにより拘束された[9]のち、2018年1月に軍事検察機関に身柄を送致された[10]。2018年10月16日、中共中央は房の党籍を剥奪すると決定した[11]。2019年2月20日、一審判決で無期懲役に処され、同時に政治的権利の終身剥奪に個人財産没収が言い渡された[12]

脚注

  1. ^ 「中共中央委員(第十七届) Archived 2010年11月13日, at the Wayback Machine.」『新華網』 (中国語)
  2. ^ http://www.epochtimes.jp/jp/2009/03/html/d76346.html
  3. ^ http://j.people.com.cn/94474/6760547.html
  4. ^ 2013年、中国で軍事クーデターが起こる / 楊中美
  5. ^ http://news.163.com/10/0720/03/6C0N671L0001124J.html
  6. ^ 「解放軍四総部領導層重大人事調整 正職均易人」『中国共産党新聞網』 (中国語)
  7. ^ 「中国共産党第十八届中央委員会第一次全体会議公報」『新華網』2012年11月15日 (中国語)
  8. ^ 中華人民共和国全国人民代表大会公告(第四号) (中国語)
  9. ^ 中国、胡錦濤派の軍首脳2人を拘束 規律違反の疑いで
  10. ^ 房峰辉涉嫌行贿、受贿犯罪问题及线索移送军事检察机关依法处理 (中国語)
  11. ^ 中共中央决定给予房峰辉、张阳开除党籍处分 (中国語)
  12. ^ 房峰辉被判处无期徒刑 (中国語)

外部リンク

  • 国慶閲兵総指揮佚事:房峰輝中将
  • DIRECTOR'S WATCHING No.34:軍の人事


中国人民解放軍
先代
総参謀部より改組
中央軍委連合参謀部参謀長
2016年 - 2017年
次代
李作成
先代
陳炳徳
総参謀長
2012年 - 2016年
次代
連合参謀部に改組
先代
朱啓
北京軍区司令員
2007年 - 2012年
次代
張仕波
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