感傷ベクトル

感傷ベクトル
ジャンル ロック
レーベル SPEEDSTAR RECORDS2012年 - 2016 )
公式サイト 感傷ベクトルOFFICIAL WEBSITE
メンバー 田口囁一 (ボーカルギターピアノ)
春川三咲 (ベース)

感傷ベクトル(カンショウベクトル)は、漫画家田口囁一を中心とした日本のロックバンド、または同人サークルSPEEDSTAR RECORDS所属[1]

メンバー

田口囁一(たぐち しょういち)
1988年10月13日生まれ[2]
ボーカル、ギター、ピアノ、作詞、作曲、作画を担当。
月刊少年誌で連載を持つ漫画家でもある[3]
春川三咲(はるかわ みさき)
1988年8月21日生まれ[2]
ベース、脚本を担当。
現在活動休止中。

サポートメンバー

グシミヤギヒデユキ
ギターを担当。
ベントラーカオル
キーボード・ギターを担当。
クウチュウ戦のメンバーとして活動している。
白神真志朗(しらかみ ましろ)
ベースを担当。ステラ・シンカとしても活動している。
越智祐介(おち ゆうすけ)
ドラムを担当。

略歴

2007年末頃[4] より、田口が自身の漫画同人誌を刊行するサークルとして発足し、以後、同人誌即売会を中心に活動する。刊行していたバンド漫画の作中音楽をCD化するにあたり、高校時代に同じバンドに所属していた春川が加入[5]

2011年6月よりオフィシャルサイトにて、架空のバンド・シアロアとそれを巡る人々の姿を描いた漫画にオリジナル曲を添えたメディアミックス企画「シアロア」を連載開始。毎月楽曲1曲と漫画1話を、約1年間10回に渡り公開する[5]。2012年8月3日に、同作品を収録したアルバム「シアロア」とコミック「田口囁一・春川三咲連作集シアロア」を同時発売[6]し、メジャーデビューを果たした。

2014年5月14日、初のシングル「エンリルと13月の少年」発売[7]。 2014年8月22日、ワンマンライブ「一人の終末」を渋谷STAR LOUNGEにて開催[8]。 2014年10月8日、2枚目のフルアルバム「君の嘘とタイトルロール」発売。

2015年7月1日、同人サークル時代に頒布された自主制作ベストアルバム「one」のリマスタリング版と、他のアーティストへの提供曲や様々なアーティストを迎えてのコラボレーション曲などを集めたワークスベストアルバム「works」をセットにした2枚組ベストアルバム「one+works」を発売した。

2016年2月11日に開催された「深海と空と"星"の駅vol.3」をもって、春川のライブ活動休止が発表された。

ディスコグラフィー

シングル

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲
1st 2014年5月14日 エンリルと13月の少年 VIZL-661(初回版)
VICL-36904(通常版)
全4曲
  1. エンリルと13月の少年
  2. ドレミとソラミミ
  3. 42219
  4. フラワードロップ

ミニアルバム

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲
1st 2016年10月13日 青春の始末 なし
全6曲
  1. 前夜祭
  2. 大人になった僕らは
  3. 黙るしか
  4. 卒業フリーク
  5. 後夜祭

アルバム

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲
1st 2012年8月3日 シアロア VIZL-472(初回版)
VICL-63866(通常版)
全10曲
  1. ストロボライツ
  2. シルク
  3. 深海と空の駅
  4. 退屈の群像
  5. none
  6. 人魚姫
  7. ラストシーン(cut:B)
  8. 孤独の分け前
  9. 0と1
  10. シアロア
2nd 2014年10月8日 君の嘘とタイトルロール VIZL-663(初回版)
VICL-64156(通常版)
全11曲
  1. 神様のコンパス
  2. エンリルと13月の少年
  3. 星のぬけがら
  4. 涙のプール
  5. ひとりの終末
  6. 光のあと
  7. 生者の更新
  8. 終点のダンス
  9. その果て
  10. 僕の嘘とエンドロール

初回限定版DVD

  1. ストロボライツ(LIVE「一人の終末」2014.8.22 at 渋谷Star Lounge)
  2. シアロア(LIVE「一人の終末」2014.8.22 at 渋谷Star Lounge)
  3. エンリルと13月の少年(LIVE「一人の終末」2014.8.22 at 渋谷Star Lounge)
  4. フラワードロップ(LIVE「一人の終末」2014.8.22 at 渋谷Star Lounge)
  5. 終点のダンス(LIVE「一人の終末」2014.8.22 at 渋谷Star Lounge)
  6. その果て(LIVE「一人の終末」2014.8.22 at 渋谷Star Lounge)
  7. エンリルと13月の少年 (music video)

ベストアルバム

  発売日 タイトル 規格品番 収録曲
同人&ワークスベストアルバム 2015年7月1日 one+works VICL-64358
CD2枚組 全31曲

DISC1 同人ベストアルバム "one"

  1. forgive my blue
  2. Hide & Seek
  3. 表現と生活
  4. 孤独な守人
  5. 冬の魔女の消息
  6. 人魚姫
  7. 退屈の群像
  8. 深海と空の駅
  9. blue
  10. Tag in myself
  11. ノエマ
  12. none

DISC2 ワークスベストアルバム "works"

  1. Kaleidoscope / ウサギキノコ(茶太
  2. 残り香 / 秋の空(三澤秋)
  3. 夏の幽霊 / Voltage of Imagination
  4. レッドノーズ・レッドテイル / kaede.org
  5. お宝発掘ジャンクガーデン
  6. あやとり / ウサギキノコ(茶太)
  7. フラワードロップ feat. IA / IA PROJECT
  8. 死神の子供達 (Instrumental) / 感傷ベクトル
  9. フォノトグラフの森 / 秋の空(三澤秋)
  10. ib-インスタントバレット- (full ver.) / 赤坂アカくん大好き倶楽部(赤坂アカ、グシミヤギヒデユキ、白神真志朗、じん、田口囁一、春川三咲)
  11. ルナマウンテンを超えて
  12. かつて小さかった手のひら / AMPERSAND YOU(Annabel&田口囁一)
  13. Call Me / Annabel
  14. I.C / Annabel
  15. 地獄の深道
  16. ルナクライシス
  17. ラストシーン / Voltage of Imagination
  18. sayona ra note / Pixelbee
  19. チルドレンレコード / 感傷ベクトル×じん

参加作品

ミュージックビデオ

監督 曲名
スズキダイシン 「エンリルと13月の少年」
maxilla 「ストロボライツ」
不明 「星のぬけがら」

書籍

主なライブ

  • 2014年06月07日 - SAKAE SP-RING 2014
  • 2014年06月17日 - ピエール中野「ピエール中野 47都道府県ドラムを叩いてまわるツアー 2014」
  • 2014年08月22日 - 初ワンマンライブ「感傷ベクトル ワンマンライブ “一人の終末”」
  • 2015年01月30日 - 感傷ベクトル リリース記念ワンマンライブ『君の嘘とタイトルロール』
  • 2015年03月12日 - crossing
  • 2015年06月07日 - SAKAE SP-RING 2015
  • 2015年08月07日 - 感傷ベクトル リリース記念ワンマンライブ "one+works"
  • 2015年09月20日 - 感傷ベクトル“突発”ワンマンライブ『黙るしか』
  • 2015年10月10日 - MINAMI WHEEL 2015
  • 2016年07月02日 - 感傷ベクトルワンマンライブ 『近日発表』
  • 2016年11月22日 - 青春の始末 後夜祭 Day1
  • 2016年12月22日 - 青春の始末 後夜祭 Day2
  • 2017年01月27日 - 青春の始末 後夜祭 Day3

脚注

  1. ^ “感傷ベクトル”. Victor Entertainment. 2014年12月28日閲覧。
  2. ^ a b “about”. 感傷ベクトルOFFICIAL WEBSITE. 2014年12月28日閲覧。
  3. ^ “フジキュー!!! 〜Fuji Cue's Music〜”. マガメガ 別冊少年マガジン. 講談社. 2014年12月28日閲覧。
  4. ^ 金子厚武. “メディアミックスの時代? 「感傷ベクトル」の戸惑いと新たな一歩”. CINRA. 株式会社CINRA. p. 1. 2014年12月28日閲覧。
  5. ^ a b 成松哲. “注目メディアミックスユニットに迫る濃厚1万字インタビュー”. ナタリー (ニュースサイト). ナターシャ. p. 1. 2014年12月28日閲覧。
  6. ^ “マンガ家×脚本家ユニット感傷ベクトルがCD&コミック同発”. ナタリー. ナターシャ. 2014年12月28日閲覧。
  7. ^ “感傷ベクトル、5月に初シングル&田口囁一新連載スタート”. ナタリー. ナターシャ. 2014年12月28日閲覧。
  8. ^ “感傷ベクトル、初ワンマンで新作リリース告知”. ナタリー. ナターシャ. 2014年12月28日閲覧。

外部リンク

  • 公式ウェブサイト
  • ビクターエンタテインメントによる公式ページ
  • 感傷ベクトル (@senvec) - X(旧Twitter)
  • 田口囁一(感傷ベクトル) (@sasa1) - X(旧Twitter)
  • 春川三咲(感傷ベクトル) (@harulll3saki) - X(旧Twitter)
  • 感傷ベクトル (sentimentalvector) - Facebook
  • 感傷ベクトル - YouTubeチャンネル

インタビュー

  • CINRA.NET(2014年)
  • ナタリー(2012年)
  • ダ・ヴィンチNEWS(2012年)
  • uP!!!(2012年)


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