小野崎孝輔
小野崎 孝輔(おのざき こうすけ、1931年8月28日 - 2017年11月11日)は、日本の作曲家、編曲家。秋田県出身[1]。
人物
1954年東京芸術大学楽理科卒業。作曲家、編曲家、指揮者、伴奏者として活動[1]。小椋佳の初期作品やペギー葉山の作品等を手がける[1]。20年にわたりヤマハ世界歌謡祭の音楽監督と指揮を務めたほか、読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、九州交響楽団とのコンサートや[1]、昭和のNHK番組「音楽の花ひらく」「音楽は世界をめぐる」他クラシック音楽を世に広める番組で編曲及び指揮。1992年には福岡市民芸術祭「世界のうた」や、1995年には「ときめく愛のうた」の指揮、編曲を担当するなど、幅広い分野で活動した[1]。Composers & Arrangersサミット プロデューサー[1]。また、吹奏楽の分野では初期のNew Sounds In Brassシリーズの編曲も手掛けている。
父親は秋田に於けるピアノ教師の第一人者の小野崎晋三。弟にピアニスト・山形大学名誉教授の小野崎通男(平成29年春の叙勲受章・瑞宝中綬章)、N響コントラバス奏者の小野崎充がいる。
2017年に死去[2]。86歳没。
楽曲提供作品
- 大友裕子
- 「傷心」(編曲)
- 愛京子
- 「さよならのキスをしないで」(作曲・編曲)
- 「どうせ短い命なら」(編曲)
- 泉朱子
- 「つめたい夜明け」(編曲)
- 小椋佳
- 「しおさいの詩」「さらば青春」「六月の雨」「白い一日」「オーロラのアダージョ」(編曲)
- 加藤登紀子
- 「やっぱりなのね」(作曲・編曲)
- 「帰りたい帰れない」「終ったよ」「とっても長い道」(編曲)
- 「ANAK (息子)」(星勝との共編曲)
- 佐良直美
- 「粉雪ふります」(編曲)
- 鈴木一平
- 「水鏡」(編曲)
- タイガーファイブ
- たちはらるい
- 「北の大地」(編曲)
- 田辺靖雄
- Wけんじ
- 「ダブ子ちゃん」(編曲)
- 速水けんたろう・茂森あゆみ
- 「こどもがいっぱいわらってる」(編曲)
- ※NHK「おかあさんといっしょ」挿入歌
- 「こどもがいっぱいわらってる」(編曲)
- 水原弘
- 「愛の渚」(編曲)
- やまがたすみこ
- 「あの日のことは…」(編曲)
TV音楽
映画
- ザ・ガードマン 東京用心棒(1965年)
- 空飛ぶゆうれい船(1969年)
- コント55号 人類の大弱点(1969年)
- 初めての旅(1969年)
- 「されどわれらが日々-」より 別れの詩(1971年)
- 初めての愛(1972年)
- 二十歳の原点(1973年)
- 陽のあたる坂道(1975年)
- 風立ちぬ(1976年)
校歌・吹奏楽作曲
- 由利本荘市立尾崎小学校校歌
- 横手市立大森小学校校歌
- 横手市立朝倉小学校校歌
- 横手市立横手南中学校校歌
- 男鹿市立男鹿南中学校校歌[1]
- 由利本荘市立東由利中学校校歌
- 秋田市立桜中学校校歌[1]
- 秋田市立泉中学校校歌[1]
- 秋田桂城短期大学校歌[1]
- 秋田民謡による序曲(秋田県吹奏楽連盟委嘱作品・吹奏楽)
みんなのうた・編曲
- つり橋(歌:加藤登紀子)
- シンドバッドの船(歌:大塚博堂)
- 大きなリンゴの木の下で(歌:ダ・カーポ)
- 北の旅(歌:さとう宗幸)
訳詞
- 子供の世界(原曲はディズニーのIt's a small world)
脚注
[脚注の使い方]
出典
- ^ a b c d e f g h i j “桜中学校校歌”. 秋田市立桜中学校. 秋田市. 2006年5月5日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年2月26日閲覧。
- ^ 『小野崎孝輔氏を偲んで』(プレスリリース)日本作編曲家協会、2018年3月1日。http://www.jcaa1970.com/kaihou_images/JCAA_journal_38.pdf。2018年12月28日閲覧。
- 表示
- 編集
この項目は、映画関係者に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:映画/PJ映画)。 |
- 表示
- 編集