写真小史
『写真小史』(しゃしんしょうし、原題:Kleine Geschichte der Photographie)は、ドイツの批評家、ヴァルター・ベンヤミンが1931年に発表した著書。写真史を語る上で欠かすことの出来ない評論書の一つである。
ドイツの週刊新聞『文学世界』1931年9月18日号、9月25日号、10月2日号に掲載されたものが元になっている。
それまでの芸術にあった「いま・ここ」という1回性(アウラ)が写真などの複製技術の登場によって消滅していく過程を説き、一方で写真の新たな可能性、使命について考えている。
日本語訳
関連項目
- スーザン・ソンタグ - 著作『写真論』で『写真小史』について言及している
- 複製技術時代の芸術作品
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