伊達四雄

伊達 四雄(だて よつお、1886年明治19年)1月6日[1] - 没年不詳)は、朝鮮総督府官僚

経歴

和歌山県出身。1912年大正元年)、高等文官試験に合格し、翌年に東京帝国大学法科大学政治科を卒業[2]兵庫県属、同出石郡長、同川辺郡長を経て、1921年(大正10年)に朝鮮総督府に転じ、京畿道内務部地方課長となった[2]。その後、忠清南道警察部長、平安南道警察部長、慶尚南道警察部長、平安北道内務部長、江原道内務部長、慶尚北道内務部長を歴任した[2]京城府尹を経て、1936年(昭和11年)に慶尚北道知事に就任した[2]

退官後は、朝鮮土木建築業協会会長を務めた[2]。戦後は北洋火薬監査役を歴任した[3]

脚注

参考文献

  • 『輓近大日本拓殖史』日本行政学会、1934年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第11版(下)』人事興信所、1937年。 
  • 人事興信所 編『人事興信録 第19版 下』人事興信所、1957年。https://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/3022520