五欲

五欲(ごよく, pañcakāmaguṇa)とは仏教用語で、眼(げん)、耳(に)、鼻(び)、舌(ぜつ)、身(しん)という五つの感官五根)から得られる五つの刺激(五境)、すなわち色(しき)、声(しょう)、香(こう)、味(み)、触(そく)に対して執著することによって生じる五つの欲望のこと[1]。pañca(五つ) + kāma(カーマ,欲) + guṇa (種類) からなる。

異なる用法として、財欲、性欲、飲食欲、名誉欲、睡眠欲という五つの欲望のことを指す場合もある[1]

脚注

[脚注の使い方]

注釈

出典

  1. ^ a b 阿部慈園「五欲」 - 日本大百科全書(ニッポニカ)、小学館。

関連項目

基本教義
仏教
人物
世界観
重要な概念
解脱への道
信仰対象
分類/宗派
  • 原始仏教
  • 部派仏教
  • 上座部仏教
  • 大乗仏教
  • 密教
  • 神仏習合
  • 修験道
  • 仏教の宗派
  • 仏教系新宗教
地域別仏教
聖典
聖地
歴史
美術・音楽
  • 宗教
  • カテゴリカテゴリ
  • プロジェクトページプロジェクト
  • ポータルポータル