ヤキバノカエリ

ヤキバノカエリ』は、熊谷守一1956年に発表した絵画作品。岐阜県美術館蔵。

結核を患い21歳で亡くなった長女・萬の火葬の後に、お骨を抱えて帰宅する家族を描いている。アンドレ・ドランの絵画『ル・ベックを流れるセーヌ川』から構図や色彩の影響を受けていると思われる[1]

新潮文庫から発刊された志賀直哉の『和解』の装丁に用いられている。

脚注

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  1. ^ “波乱万丈の画家人生 70年を追う「熊谷守一 生きるよろこび」展”. ARTalk. 2021年8月22日閲覧。
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