ブロック・ダイクゾーン

ブロック・ダイクゾーン
Brock Dykxhoorn
統一ライオンズ #50
基本情報
国籍 カナダの旗 カナダ
出身地 オンタリオ州ゴドリッチ
生年月日 (1994-07-02) 1994年7月2日(29歳)
身長
体重
6' 8" =約203.2 cm
250 lb =約113.4 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 投手
プロ入り 2014年 MLBドラフト6巡目
初出場 KBO / 2019年3月26日
CPBL / 2020年8月1日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)
国際大会
代表チーム カナダの旗 カナダ
プレミア12 2019年
この表について
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プロジェクト:野球選手  ■テンプレート

獲得メダル
男子 野球
カナダの旗 カナダ
パンアメリカン競技大会
2015年

ブロック・デビッド・ダイクゾーン(Brock David Dykxhoorn、1994年7月2日 - )は、カナダオンタリオ州ゴドリッチ出身のプロ野球選手投手)。右投右打。中華職業棒球大聯盟(CPBL)の統一ライオンズ所属。

経歴

アストロズ傘下時代

2012年MLBドラフト20巡目(全体622位)でシンシナティ・レッズから指名されたが、これを拒否してウェストバージニア大学へ進学。その後、アリゾナ州クーリッジ(英語版)セントラル・アリゾナ・カレッジ(英語版)に転入してプレーを続けた。

2014年MLBドラフト6巡目(全体166位)でヒューストン・アストロズから指名を受け、入団。傘下ルーキー級グリーンビル・アストロズ(英語版)に配属された。

2015年シーズンは傘下A級クアッドシティーズ・リバーバンディッツ(英語版)に昇格し、シーズンを通して同チームでプレーした。また、同年に開催された2015年パンアメリカン競技大会男子野球カナダ代表にも選出され、同大会では金メダルを獲得した。

その後、アストロズ傘下のマイナーリーグでは2018年までプレーし、最高で傘下AAA級フレズノ・グリズリーズまで昇格した。最終年となった同年は5月にAAAに昇格後14試合に登板して6勝3敗、防御率4.60の成績を残した。

SK - ロッテ時代

2018年11月13日にアストロズから自由契約となり、その3日後の11月16日に退団したメリル・ケリーの代替選手としてKBOリーグに加盟するSKワイバーンズと契約[1]

2019年は5月までに12試合に登板し3勝2敗、防御率3.56の成績を残していたが、先発陣強化のためヘンリー・ソーサを獲得することになり、外国人枠の都合で6月3日に自由契約となった。その6日後の6月9日ジェイク・トンプソンの代替選手としてロッテ・ジャイアンツと契約[2]。同年は最終的にSKとロッテの2球団通算で29試合に登板して6勝10敗、防御率4.34の成績を残したが、シーズン終了後に自由契約となった。オフには2019 WBSCプレミア12のカナダ代表に選出され、大会では11月8日のオープニングラウンド第3戦・対オーストラリア戦(高尺スカイドーム)で先発登板し、6回1失点の内容で勝敗はつかなかった[3]

統一時代

2020年6月23日中華職業棒球大聯盟(CPBL)に加盟する統一ライオンズと契約を結んだことが発表された。登録名は布雷克。この年は13試合に登板して5勝3敗、防御率5.68の成績を残した。統一が進出した同年の台湾シリーズでは、1勝3敗と追い込まれていた11月5日の第5戦(台南市立野球場)に先発登板して完封勝利を収めた。統一はこの後第6、7戦にも連勝して逆転優勝を飾り、シリーズ優秀選手に選ばれた。

2021年シーズンは7月と10月の2度月間MVPを受賞するなど安定した成績を残し、最終的に27試合に登板して17勝4敗、防御率1.83を記録。同年の最多勝利(勝投王)のタイトルを受賞した。

2022年シーズンは8月までに12試合に登板し3勝3敗、防御率2.96の成績を残していたが、椎間板ヘルニアを発症し戦線離脱。母国に帰国せず台湾で治療することを選択し、国立成功大学附属病院で手術を受けた。12月17日に統一と再契約し残留することが発表された[4]

2023年は故障から復活。25試合に先発出場し、10勝7敗1完封、防御率2.83の成績を挙げ、チームをプレーオフ進出に導いた[5]

詳細情報

年度別投手成績

タイトル

CPBL

表彰

CPBL
  • 月間MVP:2回(投手部門:2021年7・10月)
  • 台湾シリーズ優秀選手 : 1回(2020年)

背番号

  • 61(2019年)
  • 50(2019年 - )

脚注

  1. ^ “SK Wyverns sign Canadian pitcher Dykxhoorn”. 聯合ニュース英語版 (2018年11月16日). 2023年1月4日閲覧。
  2. ^ “Last-place baseball club replaces American starter with Canadian right-hander”. 聯合ニュース英語版 (2019年6月9日). 2023年1月4日閲覧。
  3. ^ “Box Score”. wbsc.org. 2023年1月4日閲覧。
  4. ^ “Uni-Lions Re-Sign Brock Dykxhoorn for 2023 Season”. CPBLStats (2022年12月17日). 2023年1月4日閲覧。
  5. ^ “布雷克3度率獅隊打進季後賽 本季樂天唯一開轟打者沒被帶進名單”. 三立新聞網 (2023年10月27日). 2024年1月25日閲覧。(中国語)

関連項目

外部リンク

  • 選手の通算成績と情報 MLB、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
  • 기록실 韓国野球委員会 (朝鮮語)
  • 個人成績表 中華職業棒球大聯盟(中国語)
統一ライオンズ 2023
監督
  • 11 林岳平
一軍コーチ
  • 22 ジャスティン・マショア(馬修爾)(打撃)
  • 34 高志綱(ヘッド)
  • 47 賴泊凱(ブルペン)
  • 55 潘武雄(打撃コーチ補佐)
  • 70 周廣勝(内野)
  • 71 羅錦龍(投手)
  • 80 莊駿凱(コーチ補佐)
  • 82 陳俊輝(バッテリー)
  • 85 凃壯勳(トレーニング)
  • 96 郭俊佑(外野兼走塁)
二軍監督・コーチ
  • 92 劉育辰(二軍監督)
  • 62 吳桀睿(トレーニング)
  • 72 高政華(トレーニング)
  • 75 朱元勤(外野兼走塁)
  • 76 玉木朋孝(守備)
  • 81 鄭博壬(投手)
  • 88 陳連宏(綜合兼打撃)
  • 89 林偉(捕手)
  • 91 莊景賀(内野)
  • 93 廖文揚(ブルペン)
投手
捕手
  • 4 張翔
  • 31 林岱安
  • 36 柯育民
  • 46 張聖豪
  • 54 潘磊
  • 65 陳重羽
内野手
  • 2 林子豪
  • 3 施冠宇
  • 5 郭阜林
  • 7 何恆佑
  • 10 許哲晏
  • 13 陳鏞基
  • 25 林培緯
  • 35 潘傑楷
  • 38 蔡鉦宇
  • 39 林祖傑
  • 61 黄勇傅
  • 63 謝修銓
  • 64 林靖凱
  • 66 陳重廷
  • 67 姚雨翔
  • 68 高國慶
  • 94 楊竣翔
  • 99 林益全
外野手
  • 6 唐肇廷
  • 8 羅暐捷
  • 9 李丞齢
  • 14 邱智呈
  • 24 陳傑憲
  • 27 江亮緯
  • 28 鄭鎧文
  • 32 蘇智傑
  • 33 林焌翰
  • 49 田子杰
  • 51 胡金龍
  • 52 張偉聖
  • 77 林安可
練習生
  • 01 郭信甫
  • 05 呉瑀政
  • - 吳家維
  • - 吳奕璋
  • - 林駿融
台湾プロ野球最多勝利投手
1990年代
2000年代
2010年代
2020年代