ジム・ダナウェイ

ジム・ダナウェイ
Jim Dunaway
基本情報
ポジション ディフェンシブタックル
生年月日 (1941-09-03) 1941年9月3日(82歳)
没年月日 (2018-05-12) 2018年5月12日(76歳没)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ミシシッピ州コロンビア
身長: 6' 4" =約193cm
体重: 277 lb =約125.6kg
経歴
大学 ミシシッピ大学
NFLドラフト 1963年 - 1巡目全体3位
初出場年 1963年
初出場チーム バッファロー・ビルズ
所属歴

受賞歴・記録

  • AFLオールスター4回選出(1965年、1966年、1967年、1968年)
  • スーパーボウル優勝1回:(第7回
NFL 通算成績
出場試合数 132試合
Player stats at PFR

ジム・ダナウェイ(Jim Dunaway 1941年9月3日 - 2018年5月12日)はミシシッピ州コロンビア出身のアメリカンフットボール選手。ポジションはディフェンシブタックル

経歴

選手時代

ミシシッピ大学でディフェンシブタックルとして活躍、1年次の1960年にチームがシュガーボウルライス大学を14-6で破り10勝1分で全米チャンピオンとなるのに貢献した。1961年、1962年は、サウスイースタン・カンファレンスのオールチーム、オールアメリカンに選ばれる活躍で、同年に同大学がシュガーボウルでアーカンソー大学を17-13で破り、無敗で全米チャンピオンとなるのに大きく貢献した。シニアボウル、シカゴ・オールスターゲーム、コーチズ・オールアメリカボウルにも出場した。1990年に母校ミシシッピ大学の殿堂入りを果たし[1]、1992年に同校の20世紀オールチームに選ばれた[2]

1963年のNFLドラフト(ドラフトが行われたのは、1962年12月3日)1巡全体3位でミネソタ・バイキングスに指名され、2年5万4000ドルのオファーを受けたが、バイキングスとは契約を結ばず、その数日前にAFLドラフト2巡全体9位で指名され、2年6万ドル以上のオファーをしたバッファロー・ビルズ[3]と1963年1月2日に契約を結んだ[2]。1965年から1968年までAFLのオールスターに4年連続選ばれた[3][4]。1964年から1965年にかけてビルズのディフェンスはTDランを17試合連続で許さなかった[2]

1972年は、その年パーフェクトシーズンを達成して第7回スーパーボウルを制したマイアミ・ドルフィンズに所属し、同シーズンを最後に現役を引退した[3][5]

1974年には、ワールド・フットボール・リーグ(英語版)ジャクソンビル・シャークス(英語版)、1975年には、ジャクソンビル・エクスプレス(英語版)に所属した[6]

2013年8月、バッファロー・ニューズより、バッファロー・ビルズのオールタイムセカンドチームに選ばれた[7]

元妻の死

1995年、妻と離婚した。1998年、元妻のノニエルがミシシッピ州マリオン郡にある自宅のプールで死んでいるのが見つかった。解剖の結果、彼女は頭蓋骨を骨折しており、プールで溺れたときに意識不明となっていたことがわかった[5][8]

彼女は死ぬ前に離婚訴訟で、800エーカー(3.2km2)の土地や毎月1,800ドルの慰謝料、ダナウェイがNFLから受け取る年金の半分を勝ち取っていた[3]

ダナウェイは殺人罪で起訴されたが、大陪審は彼を不起訴とした。二人の間に残された子供たちは、ダナウェイが彼の元妻の死に対して責任があると訴訟を起こした。2002年にダナウェイは子供たちに57万9000ドルを支払うよう命じられた[8]。判決が出た後、ダナウェイは非常に失望しており、元妻の死に関与していないことを主張している[3]

皮肉にもダナウェイは、O・J・シンプソンとビルズで3シーズンチームメートであった[3]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ “Jim Dunaway”. msfame.com. 2013年12月12日閲覧。
  2. ^ a b c “Top 50 All-Time Bills, No. 28: DT Jim Dunaway”. buffalorumblings.com (2010年5月17日). 2013年12月10日閲覧。
  3. ^ a b c d e f “Vikings' last No. 3 draft pick, Jim Dunaway, was a hit - for Bills”. twincities.com (2012年4月25日). 2013年12月10日閲覧。
  4. ^ Christopher Gates (2011年4月13日). “Minnesota Vikings' Worst Draft Picks - Jim Dunaway”. dailynorseman.com. 2013年12月10日閲覧。
  5. ^ a b “Ex-Dolphin Charged With Murder”. CBS (1998年7月30日). 2013年12月10日閲覧。
  6. ^ “World Football League Players”. nasljerseys.com. 2013年12月12日閲覧。
  7. ^ Mark Gaughan (2013年8月21日). “Bills’ all-time second team”. The BUFFALO NEWS. 2013年12月12日閲覧。
  8. ^ a b “Jury awards Dunaway children $579,000 in wrongful death case”. スポーツ・イラストレイテッド (2002年6月4日). 2013年12月10日閲覧。

関連項目

外部リンク

  • 通算成績と情報 Pro-Football-Reference (英語)
先代
トミー・メイソン
ミネソタ・バイキングス
ドラフト1巡指名
1963年
次代
カール・エラー
  1. テリー・ベイカー
  2. ジェリー・ストーバル
  3. ジム・ダナウェイ
  4. エド・バッド
  5. ボブ・ポーゲル
  6. リー・ロイ・ジョーダン
  7. パット・リクター
  8. カーミット・アレキサンダー
  9. トム・ハッチンソン
  10. ルーファス・ガスリー
  11. デイブ・バーマン
  12. ダリル・サンダース
  13. ドン・ブラム
  14. デイブ・ロビンソン
 
各年のNFLドラフト
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