シリウス・イタリクス

シリウス・イタリクス

シリウス・イタリクス(Silius Italicus 26年頃-101年[1])は、ローマ帝政期の政治家雄弁家詩人

経歴

正確な生誕地はよくわかっていないが一説によればローマ帝国のパタウィウム(現在のイタリアの都市パドヴァ)で生まれたとされる[2]

マルクス・トゥッリウス・キケロの影響を強く受け、若い頃に雄弁家として頭角を現した。皇帝ネロの寵愛をうけ、ネロ治世下の時にコンスルに就任した。ネロ亡きあとアウルス・ウィテッリウスに急接近し、そのもとで活躍した。その後、アシア属州総督を務め権勢を振るった。富豪だったことから数多くの芸術家のパトロンだった。政界引退後に別荘で詩作活動に入り、長編歴史叙事詩『プニカ』を著した。晩年に自ら餓死したとされる。

文献

脚注

  1. ^ ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典. “シリウス・イタリクス”. コトバンク. 2021年9月4日閲覧。
  2. ^ Silius Italcus

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