サプライズ人事
サプライズ人事(サプライズじんじ)とは、組織内での前例や慣例に則らず、周囲から予想されない人物が抜擢される人事のこと。また、逆に抜擢が行われると予想された時にさしたる人事が行われなかった場合にも逆の意味で使用される場合がある。
概要
日本では主に政権における人事に関して使われることが多い。「サプライズ」と言われるようになったのは小渕内閣あたりからであるが、同様の予想外の人事は小磯内閣の米内光政海軍大臣、第2次吉田内閣の泉山三六大蔵大臣など古くから例がある。三木内閣の末期に自由民主党幹事長に就任した内田常雄は、本人にとってすら予想外の人事に「歩いててマンホールに落ちたような」と発言し「マンホール幹事長」と揶揄された。なお、内田を起用した三木武夫も椎名裁定でサプライズ的に首相に就任し「青天の霹靂」と口にした。
「サプライズ人事」とされた例
- 小渕政権
- 森政権
- 小泉政権
- 安倍政権(第一期)
- 福田政権
- 麻生政権
- 菅政権
- 野田政権
- 安倍政権(第二期)政権
- 岸田政権
- 麻生太郎自民党副総裁[1]
- 福田達夫自民党総務会長
- 小林鷹之経済安全保障担当大臣
- 高市早苗経済安全保障担当大臣
- 河野太郎デジタル大臣
- 小倉将信少子化担当大臣
- 上川陽子外務大臣[2]
- 加藤鮎子内閣府特命担当大臣(こども政策)[3]
- 自見英子地方創生担当大臣[3]
脚注
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関連項目
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