キージ宮殿

キージ宮殿
Palazzo Chigi
地図
概要
自治体 ローマ
イタリアの旗 イタリア
座標 北緯41度54分05秒 東経12度28分47秒 / 北緯41.9014度 東経12.4797度 / 41.9014; 12.4797
入居者 ジョルジャ・メローニ
(閣僚評議会議長)
着工 1562年
完成 1580年
クライアント アルドブランディーニ家
キージ家
設計・建設
建築家 ジャコモ・デッラ・ポルタ
カルロ・マデルノ
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キージ宮殿イタリア語 : Palazzo Chigi)は、イタリアローマにあるパラッツォ(宮殿)。イタリアの閣僚評議会議長(首相)官邸として使われている。

概要

宮殿はコロンナ広場コルソ通り(イタリア語版、英語版)に隣接している。アルドブランディーニ家(イタリア語版、英語版)のために1562年ジャコモ・デッラ・ポルタが作り始め、1580年カルロ・マデルノが完成させた。1659年にはキージ家(イタリア語版、英語版)が購入し、[1] その後フェリーチェ・デッラ・グレーカ(イタリア語版)ジョヴァン・バッティスタ・コンティーニ(イタリア語版、英語版)が改築した。 5階建ての建築物で広い階段と噴水のある内庭、大きな書庫がある。[2]

閣僚評議会に使われている会議室

1878年に在イタリアオーストリア=ハンガリー帝国大使の住居となり、1916年に国有化された。その後は植民地大臣や外務大臣の住居となったのち、1961年からは閣僚評議会に使われるようになった。

18世紀のキージ宮殿(ジュゼッペ・ヴァシによる)

キージ書庫は数千もの様々な写本があり、かつてキージ家出身のアレクサンデル7世の個人書庫でもあった。それゆえ、ベネディクトゥス15世の代より、バチカンはこの書庫を手に入れようとしたが資金不足であった。 そこで、ピウス11世はピエトロ・タッキ・ヴェントゥーリ(イタリア語版、英語版)ベニート・ムッソリーニのもとに派遣し、書庫をバチカンへ無償譲渡することに成功させた。

関連する建築物

脚注

  1. ^ “Palaces, Villas and Gardens”. Rome Guide Italy. Travelplan.it. 2007年5月19日閲覧。
  2. ^ Roberto Piperno. “Piazza Colonna”. 2007年5月19日閲覧。
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