インタラクティブミュージック

インタラクティブミュージック: interactive music)またはアダプティブミュージック[1]: adaptive music)とはビデオゲームにおいて、ゲーム内の状況に合わせてBGMを変化させる演出技法を指す[2]。インタラクティブミュージックを用いるとそのゲームのプレイヤーが没入感を損ねない効果がある[2]CEDEC AWARDS 2019においてはエースコンバット7 スカイズ・アンノウンのインタラクティブミュージックシステムがサウンド部門の最優秀賞として表彰された[3]

垂直遷移と水平遷移

インタラクティブミュージックの手法には2つの大きな分類として「垂直遷移」「水平遷移」がある[4]。垂直と水平は五線譜に対応しており[2]、垂直遷移は同一楽曲における楽器の変化などを指し、水平遷移は曲の展開の切り替えや異なる楽曲への遷移を表す[2][4]

脚注

  1. ^ “CRI/ガストが「アダプティブミュージック」の実装事例を紹介 - GAME Watch”. インプレス. 2023年11月3日閲覧。
  2. ^ a b c d “[CEDEC 2023]バンダイナムコスタジオのコンポーザーが,ゲームを音楽的に演出するインタラクティブミュージックを作曲面から解説”. 4Gamer. 2023年11月3日閲覧。
  3. ^ “CEDEC AWARDS 2019の最優秀賞が決定”. 日経BP. 2023年11月3日閲覧。
  4. ^ a b “[GDC 2017]FF15のインタラクティブに変化するBGMは,どのような構造で,どのように制御されているのか”. 4Gamer. 2023年11月3日閲覧。

関連項目

  • 表示
  • 編集