アレキサンダー・ヴィーツ・グリスウォルド

尊師
アレキサンダー・ヴィーツ・グリスウォルド
第5代米国聖公会総裁主教(英語版)
教会 米国聖公会
着座 1836年
離任 1843年
前任 ウィリアム・ホワイト(英語版)
後任 フィランダー・チェイス(英語版)
他の役職 米国聖公会マサチューセッツ州教区主教(英語版)(1811年-1843年)
米国聖公会ロードアイランド州教区主教(英語版)(1811年-1843年)
聖職
叙階/叙聖 1795年6月7日
司祭叙任 1795年10月1日
by サミュエル・シーベリー(英語版)
主教叙任 1811年5月29日
by ウィリアム・ホワイト
個人情報
出生 (1766-04-22) 1766年4月22日
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
コネチカット植民地シムズベリー(英語版)
死去 1843年2月15日(1843-02-15)(76歳没)
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
マサチューセッツ州ボストン
墓所 オールド・ヴィレッジ墓地(英語版)
国籍 アメリカ人
教派・教会名 聖公会
両親 エリシャ・グリスウォルド & ユーニス・ヴィーツ
配偶者 エリザベス・ミッチェルソン
子供 12人
出身校 ブラウン大学
プリンストン大学
ハーバード大学
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アレキサンダー・ヴィーツ・グリスウォルドAlexander Viets Griswold1766年4月22日 - 1843年2月15日)は、1836年から1843年まで第5代米国聖公会総裁主教(英語版)を務めた。また米国聖公会コネチカット州教区(英語版)を除いたニューイングランドの全ての地域を含む米国聖公会東部地方教区(英語版)主教でもあった。グリスウォルドは福音派聖公会会員(英語版)だった。

経歴

アメリカ合衆国のコネチカット州シムズベリー(英語版)で、エリシャ・グリスウォルドとユーニス・ヴィーツの息子として生を受けた。1785年もしくは1786年5月6日、コネチカット州スコットランド(現在のブルームフィールド(英語版))でエリザベス・ミッチェルソンと結婚し、12人の子供をもうけた。姉に画家のユーニス・ピニー(英語版)がいた[1]

1810年にブラウン大学、1811年にプリンストン大学、および1812年にハーバード大学より名誉神学博士の称号を授与された。

1795年6月7日に執事に叙任されたグリスウォルドは、同年10月1日に司祭に叙任された。リッチフィールド郡にある3つの教会に仕えるだけでなく、学校でも教鞭をとった。1804年にはロードアイランド州ブリストルのセント・ミヒャエル教会の教区牧師に選出され、1811年5月29日に教区主教に選出・叙任された[2]。最年長の現役司祭在職であった1836年7月17日から没するまで第5代米国聖公会総裁主教も務めた。

また1815年から1828年までブラウン大学の学長も務めた[3][4]。彼はともに米国聖公会主教であったフランク・グリスウォルド(1937年9月18日 - )とシェルドン・マンソン・グリスウォルド(英語版)(1861年1月8日 - 1930年11月28日)の親類にあたる。

著作

グリスウォルドは賛美歌「聖なる神よ(Holy Father)」と「偉大なる主よ(great Creator)」を作曲しただけでなく、「キリスト教の最も重要な教義と職務についての論説(Discourses on the Most Important Doctrines and Duties of the Christian Religion)」(1830年)、「宗教改革とローマ教皇(The Reformation and the Apostolic Office)」(1843年)、「社会的祈祷会に関する所見(Remarks on Social Prayer Meetings)」(1858年)も発表しており、いずれの研究論文もJ. S. ストーン博士により公開された。幾つかの論文と彼の頭髪がロードアイランド大学(英語版)の大学図書館に保管されている。

名誉

アイオワ州ダベンポートにある嘗てのグリスウォルド・カレッジ(英語版)(現在のリバーモント大学)はグリスウォルドに敬意を表して名付けられた。

関連項目

ポータル キリスト教
ポータル キリスト教
  • 米国聖公会総裁主教の一覧(英語版)
  • 米国聖公会管区の一覧(英語版)
  • 米国聖公会歴代主教の一覧(英語版)

脚注

  1. ^ Black, Mary, and Jean Lipman (1966). American Folk Painting. New York: Clarkson N. Potter, Inc./Publisher, p. 98.
  2. ^ The Living Church Annual, 1948, pgs. 376-377
  3. ^ Greene, Welcome Arnold (1886). The Providence Plantations for 250 Years. Providence, RI: J.A. & R.A. Reid. p. 148. "Chancellor of Brown University 1815-1831" 
  4. ^ Mitchell, Martha (1993). Encyclopedia Brunoniana. Brown University Library. http://www.brown.edu/Administration/News_Bureau/Databases/Encyclopedia/search.php?serial=C0320 2015年3月22日閲覧. "Alexander Viets Griswold (1815-1828) was Episcopal Bishop of the Diocese of Eastern Massachusetts" 

外部リンク

  • Documents by Alexander Viets Griswold from Project Canterbury
  • Memoior of the Life of Alexander Viets Griswold at Internet Archive
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