アギス4世

アギス4世
ニコラ=アンドレ・モンシア(英語版)が描いたアギス4世。パリ市立プティ・パレ美術館所蔵。

アギス4世古希: Ἄγις, : Agis IV, 紀元前265年 - 紀元前241年)は、スパルタ末期の人物で、エウリュポン朝第25代スパルタ王である。

略伝

エウリュポン家の出身で、紀元前244年に即位。スパルタは本来、ふたつの王家と長老会が政権を運営していたが、当時は一部貴族の手によって政権が運営され、貴族層は奢侈に流れ、国民は貧窮に喘いでいた。アギスは、初期のリュクルゴスの制度を目指し、債務免除を実施。しかし、土地の再分配が遅れたので、市民の反感を招く。紀元前241年、レオニダス2世のクーデターによって処刑される。

外部リンク

ウィキメディア・コモンズには、アギス4世に関連するカテゴリがあります。
  • スパルタ
先代
エウダミダス2世
スパルタ王(エウリュポン朝)
紀元前245年 – 紀元前241年
次代
エウダミダス3世
典拠管理データベース ウィキデータを編集
全般
  • FAST
  • ISNI
  • VIAF
    • 2
    • 3
    • 4
  • WorldCat
国立図書館
  • ノルウェー
  • イスラエル
  • アメリカ
  • チェコ
  • ギリシャ
  • クロアチア
  • オランダ
  • ポーランド
その他
  • IdRef